本日はロックの日、ということでロック寄りのR&B・ファンクを。リアルタイムに聴きこんだ、殿下(シンボル時代)の作品で、メジャーレーベルArista にて唯一残しR&B8位・POP18位を記録。個人的にClive Davis と並んだ写真は当時異質に感じたのと、プリンスの音楽がより近く感じるようになったのが正直なところ。それはメジャーな活動とて、一般的なリミックスのCDS出したり、ライヴDVDも平然と出したり。でも、長くは続かなかったけどね。自分としては懐かしさ先行。1. Rave Un2 The Joy Fantastic
タイトル曲。メジャーレーベルに籍を置いても、いたっていつもの殿下。キュンキュンの可愛いファルセット状態で延々と、やり過ぎ感も違和感無し
2. Undisputed
ザワザワ、音のあれこれ集約だったり、ヴォーカルの挿入の斬新さは参ります、良い意味で。ラップ含んだり、余裕のギターかましたり、ほんと心からハッピーな空間
3. The Greatest Romance Ever Sold
唯一のシングルカット、R&B23位・POP63位を記録。バラードで、なんか脳裏に残る不思議なメロディ・物悲しげなタイトルコールリピート。12"は持ってるんだけど、個人的にはCDSを買い逃して今でも中古屋行くと探してしまう代物(2曲入りCDSだけお得感で買ってあったけど)
4. Segue
4曲目・4秒無音…
5. Hot Wit U
ストリート感押し出して、クールに突進するR&Bファンク。2000年代に向かうべく、時代意識のサウンドで好感触
6. Tangerine
1分半の柔らかギター特長の囁き系、可愛らしい創り
7. So Far, So Pleased
カントリーロック的に、ミディアム調の正統派メロ。ヴォーカルよりも全体で迫るサウンドに惹き
8. The Sun, The Moon And Stars
妖艶な息遣い、タイトル通りの美しさ広がります。口どけ滑らか、独特の波長あれど、ラップ混じったり実験要素も多数
9. Everyday Is A Winding Road
まずは驚きのSheryl Crow カヴァー、このメジャーさは敢えての必聴。それも四つ打ち変化のハウス。ヴォーカルのゴチャゴチャ言ってる感は置いておいて、サビの楽しさワウワウ。ただね、メインサビが期待通りで無い崩しなので、評判下がりかも
10. Segue
4曲目と同様、今度は19秒。無音じゃなくて次に繋がるストリングス
11. ManOwar
素敵なひねりの薄い煌めきサウンドに震えるヴォーカル、高音も駆使して素敵なメロウ
12. Baby Knows
ギターじゃかじゃか。ある種動物モノマネのような声の崩し、若手の流行りのようなポップセンス
13. I Love U, But I Don't Trust U Anymore
メッセージ性の高いスロウバラード、ピアノ伴奏で語るように歌われる涙モノ。ヴォーカルの力強さが薄いだけに、ホロリ来るポイントも人によってはありそう。最後の遠のきなんかも、なんか企ててなくて才能の詰まり
14. Silly Game
メロウにソウル回帰、ストリングス交えて美しさ。そこに、おどけも交えて、華麗な世界。そっと、寄り添えるスロウフロウ
15. Strange But True
スペイシーに、不可思議なドラミング。低域で呟きまくる殿下のクールさ高揚。シンセを面白おかしく繋いでいく流れ、デジタルスパイキー
16. Wherever U Go, Whatever U Do
ラストは3分程で静かめなソフトロックにて終了、、、、で5分超の無音を挟みまして―――
17. Interlude
ここからは裏ジャケ表記無しの隠しトラック。急転な拡声器的な男性ヴォーカル、リピートしまくり1分弱、準備できてないでいきなり聴くことになってしまうと、結構驚きます
18. Prettyman
メジャーにポップファンク、これぞプリンスってなサウンド・ヴォーカル。いいね、ラストにこそ、こういうオマケ
本編16曲・65分、隠しトラック2曲入れて70分。国内盤はEve をフィーチャーしたリミックスを17曲目に配して75分。そういえば、最新のソウルサーチンはプリンス特集だったようで、タイムリーじゃんね。なんか、この白プラスチックケース、今でも不思議な感触〜
Rave Un2 the Joy Fantasticアーティスト:Prince
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レイヴ・アン2・ザ・ジョイ・ファンタスティックアーティスト:アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンス
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