51GUGbks50L__SL160_THE DIG Presents アトランティック・レコード R&B/ソウル』が6月10日、株式会社シンコーミュージック・エンタテイメントより発売されました。なんと表紙はAretha Franklin!!

実際、アトランティック・レコード創立65周年とあって、国内では奇蹟の日本編集盤として255曲収録・10枚組CDボックス『Atlantic Rhythm & Blues 194-1974』が5月23日に発売されたばかり。これは、既にアメリカでリリースされたアーメット・アーティガン監修の203曲収録・8枚組CDボックスの日本編集2枚のCDを追加(最新リマスタリング・鈴木啓志氏をはじめ解説計3名・176ページのカラーブック)としたもの。実に国内において、このアニヴァーサリーイヤーを祝福すべく企画あれこれというのは嬉しい限り。

さてさて、本書はCDボックスに合せて、主に設立〜50・60・70年代をピックアップ。最も推されているのはアトランティックを伸し上げたRay Charles だったりしますが、表紙だったり、ソウル界への起爆剤として大特集として最高のピックアップされているのがアレサ〜!!掲載ディスクは100枚以上、カタログリストまで載ってるし、STAX、VOLT も記述。税込1,575円で220ページのボリュームはなかなかです。これは、ソウルファン、ソウル入門編としても最適かと。

まずは日本でのアトランティク・レコード関連 最初の担当者からの取材、これは凄い!そのあと、10枚ボックス解説(アレサ曲もごひいきに)、そしてレイ・チャールズ35ページ、そんで目玉のアレサ・フランクリンは30ページ。以降は名盤特撰60ページ超、なんでもベスト10を10本(アレサの『You』が駄ジャケ7位とか笑えます)。

全部を読んでの感想はまだでして、ほんと昼休みに見つけて即購入したばかりなので…簡単にアレサのところだけ概要を。アレサの数ページのカラー写真から始まって、アレサのバイオグラフィーを丁寧に。アトランティック期のレコード全解説(編集盤、ベスト除く)+ライヴ盤2枚+レア集。ちょこっとボックスなんかも有。最新ロックの殿堂25周年映像紹介もあって、"もはやアレサの来日公演は叶わぬ夢なのか。"と。自分、再来週メルセデスベンツ・スーパードーム観れるじゃんね、ワクワク(笑)。

久々にアレサを素敵に載せてくれた解説書で、非常に嬉しく思っています。これから、暇あればパラパラ読むことになりそう。好感たっぷり、愛たっぷりのアトランティック・レコーズ解説本の日本ヴァージョン。これに乗じて、アレサ〜、日本に来てくれ〜〜〜!!

THE DIG presents アトランティック・レコード R&B/ソウル (シンコー・ミュージックMOOK)THE DIG presents アトランティック・レコード R&B/ソウル (シンコー・ミュージックMOOK)
著者:ザ・ディグ編集部
販売元:シンコーミュージック・エンタテイメント
(2012-05-21)
販売元:Amazon.co.jp
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アトランティックR&B1947−1974アトランティックR&B1947−1974
アーティスト:ヴァリアス
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