new_jersey_mass_choir_1987_23925ニュージャージー・・・そのワードと中古CDの値段にただただ惹かれて手に取ったアルバム。ニュージャージー・メス・コア、、、知らなかったです。アマゾンでも当時のCDは出てこず、2003年の再販のもの。でも、40人くらいジャケに居ますね、豪華なクワイア。ニューオーリンズのゴスペル度の高さは現地でも痛感してたので、ゴスペルの再訪は、改めて嬉しい復習だったかも。

1. O The Blood
ブックレットでもちょっとだけリード張ってる男性こどが、このクワイアの主かな。あんまインパクトは無いんだけど、コーラスは熱い!
2. He's Worthy
AOR的なゴスペルってのが判りやすいかな、なんかリードが軽いんです。彼の魅力は認められてこそかもしれないけど、なんか薄口に聴こえてるなぁと。クワイアは十分クオリティ
3. What Whould I Do (Without The Lord)
リードの力あってアダコンのようなミディアムに、黒人ぽさも少ないなぁ。ただクワイア交わる後半は音圧も増します、リードのシャウトは独特
4. Holy Spirit
リードが柔らか・成人前の女性のような揺れあるヴォーカルに、クワイアの大仰な惹きたてで不思議な感触も生まれたアルバム中間
5. God Can Do Anything
2曲目にも近いAOR風、時代かな。ポップな急ぎ足ダンス。クワイアを従えつつも、古臭さも前面に
6. Hold Up The Light
タイトル曲、力の入りようは案外地味な流れ。ミディアムスロウ、ヴォーカルはやっぱりAOR風、ソウルでもないんだよなぁ。クワイア薄めだから、余計にインパクト消沈
7. Let Jesus Lead You

あれま、完全に当時のポップス。クワイアもしっかり色づけ、それでも何だか時代錯誤…。当時はいけてたのかもね
8. Redeemed
ベテラン風女性がリード、どっしりソウルフルに聴かせるテイク。ただコンセプト上、これで問題ないのか分からないなぁ。ただ、楽しく音を奏でていく展開はにんまり
9. Your Change Will Come
ラストは6分超のアーバンコンテポラリー風、そこにクワイアも参加しました…っ展開、いたって掴みどころはこの男性リードだからか薄め

9曲・44分。たぶん当時は良かったかもしれないけど、25年経つと色褪せるなぁと初聴きにしての感想。クワイアの厚みは聴いて損は無し。ただ、主体が賞味期限。そんな感じでした。今の活躍は判らないけど、プロデュース次第では大きく変わりそう。

 

Hold Up the LightHold Up the Light
アーティスト:New Jersey Mass Choir
販売元:Compendia
(2003-01-28)
販売元:Amazon.co.jp
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