SOUL FOOD, SOUL LIFE : BeBe Winans / Live And Up Close (2002)

ビービー・ワイナンス、ソロキャリア3作目はライヴ作はR&B49位・POP164位・Gospel4位を記録。。そして、その映像版も同発されており、自分はこちらを中古で出会ったので購入。リージョン1と各サイトには書いてありましたが、普通に日本製のプレーヤーで見れました。個人的には、ゴスペルとR&Bの深さをもったビービーは大好きで、しっかりライヴを観れるのは嬉しい限り。

1. Amazing Grace
結構小さなキャパ、ライヴハウス拡張ってな場所かな。アコースティックで真摯にソフトに歌われるオープニング
2. Love & Freedom
手拍子、ただゴスペル風に演奏され（空間的にもそれを保持するんだろうね）、アルバムの印象と離れるかな。しなやかに強いヴォーカルを生み出すのは個性・凄み
3. I Believe
かなり力が入って豪快に進行、観客の心もグッと引き寄せた感あり！説法含めメッセージに重み
4. Love Thing
ときめきラヴソング、しっとりした聴かせ。アドリブの動き含め（大表現はないけど）、与えるメッセージとしての強さがバシバシ
5. I Fell in Love with G-d / This Song
しっとりアダコン味有り、声の伸び・荒げ含め、どれもスムースにメッセージが入ってきます。ちょっとしたクワイア風コーラスもどっしりした支えで堂々たる仕上り
6. I Wanna Be (ft. Margaret Bell Byars)
ピッチを上げて、ボルテージアップでゲスト登場。Eternal と共演ヒットしたやつっすね、楽しげながらビービーの淡々とした熱さは変わらず。黙ってたと思ったら共演女性はなかなかの艶ある高音惹かれた～。曲は終わったと思いきや、ビービー急に熱くなって観客巻き込んでサビのリピート
7. In Harm's Way
強さは益々増し、丁寧に聴かせるバラード。男意気ぐいぐい、ショーという感じではなく1曲1曲を丁寧に届ける印象
8. Born For This (by Stephanie Mills)
ゲスト単独曲。当時としてはまだ未発段階ぽいすよね（2年後に本タイトル曲を冠した新作発表）、ステファニーは先月アメリカで見たってのもあって少々愛着。髪を下ろしてて、それでいて小柄ながらもパワフルなヴォーカルは感動！
9. Do You Know Him
ボーナスにも含まれてるライヴver. 、フィーチャー男性の低域すぎるヴォーカルは面白み、あとはスムースに進行する堂々たるビービー節
10. Medley (Heaven, Meantime, Celebrate New Life, Lost With You) (ft. Debra Winans Lowe)
メドレーでボリューム有り、観客総立ち～、15分の楽しいゴスペル体験
11. Coming Back Home (ft. Juan Winans)
此処では親戚とかな。二人でのデュエットでも思うのは、曲がいいんだなぁってこと。アドリブ進行も、ビービーの基礎がしっかりし過ぎてて、素敵な広がりに
12. Jesus Children of America (ft. Byron Cage)
ゴスペル寄りの曲ながら、アダコン的な奏で。途中からバイロン・ケージも参加し、厚み壮大。もうクオリティ半端なく安定
13. Thank You For Being You / Thank You
爽やかなポップR&B、でもヴォーカルは濃い！後半はハウス寄りが元だったので、その生ソウルハウスてな感じで個人的に大好きな味っ気、楽しくスウィンギン
14. It All Comes Down to Love
ほのぼのR&B、リリックの早口気味・巻きなんかはビービーならではかな。何気に此処ではステファニー・ミルス、ジュアン・ワイナンスなんかもしっぽり参加してます。一旦一幕終了
15. Humpty Dumpty
ラストは、低域から丁重に進行、かなりスピリチュアル。繊細さ・力強さ、展開が極み

＜Bonus＞
Do You Know Him (Studio Version)
あれ？これはクレジットのみ？文字だけで、何も出てこない…いや待てよ。バックで流れているAudio こそがボーナスかな？キレ味の良い、ほんわかR&B。ゆったり午後をクールに演出という感じかな
Lay Them Down
これも同じくAudio仕様、スムースにもライトで夜の帳をイメージさせるようなR&B。DVD自体に収録ってのは使いづらいから、ボーナスCDとかだと嬉しかったなぁ…
Coming Back Home (PV)
これは嬉しい収録！自分的に、ビービーの曲の中ではこれがイチオシ。映像として所有できたのは嬉しい限り。共演のBrian McKnight & Joe 共にとても温かい気持ちになれるトリオR&B
Love and Freedom
うそー、アルバムジャケが表示されて in stores now との宣伝でした…　　ボーナスは新曲2つとPV 1つってことですな

本編表記上、何故か「Do You Know Him」が14曲目に来てたけど、実際は9曲目。あとはボーナスは、微妙な表記。それでも、この100分超は貴重な記録。更に自分が好きなPVも、画質劣りながらも見れましたし。これはビービーを語る上では最高です。CD版は聴いてないけど、こちらで十分魅力を網羅できると思いますよ。

＜過去レビュー＞
BeBe & CeCe Winans
1993年 First Christmas
2009年 Still

BeBe Winans
2000年 Love and Freedom
2001年 Coming Back Home (Remixes ft. Brian McKnight & Joe)
2003年 My Christmas Prayer
2005年 Dream