先月念願の浜田麻里さんのライヴを見れた余韻をもとに、まだ聴いてなかったアルバムを徐々に探訪しておりました。彼女の近年の作品も聴いていきたいんだけど、10年以上(?)気になっていたのが、そして常に高値だったのが、彼女が海外で発表した2枚の作品。1993年にアジア向けに『Introducing...』を発表(ヨーロッパ向けは翌年、曲の入れ替えあり)、そして1994年にアジア向けに更に『All My Heart』を発表。念願かなってというか、ようやく後者を入手できたとあって18年前の作品をレビュー。
※90年代中盤までのCDが見つからず、最近おさらい出来てないため、ほぼまっさらな状態での感想です・・・
1. With All My Heart
「Over The Rainbow」英語ヴァージョン。淑やかでしっとり感、清涼感に包まれるバラード。上質な歌謡スロウって感じかな、3分程の柔らかな幕開け
2. In My Private Heaven
「Private Heaven」英語ヴァージョン。安定感・信頼感ある線の細いロックポップ。好感度ある中域での抑え気味のヴォーカルは心地よき
3. Get Lucky Tonight
「Call My Luck」英語ヴァージョン。ちょっぴりロックに、当時の彼女の魅力が詰まったノリ・サウンド。キレ良く展開するメロディ・リリックも極み
4. Only Love
「My Tears」英語ヴァージョン。スロウバラード、カントリーやクラシックの匂いも。前半は穏やかに、後半は厚めに攻める全体感は起承転結・ダブヴォーカル含め音の渦には良い酔い
5. Heart In Motion
「Forever」英語ヴァージョン。歌の展開は正に日本的、そこに英語詩が乗って展開されることでエッジ際立つクールロック。荒げる部分なんかもセクシーでうっとり
6. Til Tomorrow
「Tomorrow」英語ヴァージョン。アコースティック、静かな世界観を表現。優しく歌われるヴォーカルも、実に巧妙、上手すぎる!ホロリ来る浮遊、ロックと異なる味に唸ります
7. Out Of My Hands
「Open Your Heart」英語ヴァージョン。日本語ver. よりも膨らみを持った、正に海外仕様の歌いっぷり。まどろみ有りつつ、ぐいぐい押しきるヴォーカル力流石
8. Heaven Knows (When I Wish Upon A Star)
「Heaven Knows」英語ヴァージョン。ポップさそのままに、良さをしっかり保持して新たな曲の魅力をアピールできているよう
9. Company
ストリングスからスタート、これは新たなヴァージョンすかね、優しく吹き付けるようなアレンジ。で、あれ?日本語じゃん!これ、敢えてアジア盤だからのアプローチなのかな、ちょっと彼女にしては驚き
10. Missing
これも日本語、しっとりアカペラ術。ピアノ伴奏あれど、彼女の実力がしっかり備わってて虜。詞の力強さ・メッセージ性も上質
11. Precious Summer
なんとも、これも収録ですか。夏、元気な1曲。ちょっぴりバブリー感あれど、メジャーロックの王道
12. Fixing A Broken Heart (with Indecent Obsession)
ボートラ扱い、最後は英語詩にて。白人とのデュエット、AOR路線でちょっと意外な感じがしましたが。PVもあって、素敵な共演。ベタにホッとするソフトなバラード
12曲・55分、個人的には全曲英語詩が良かったけど。海外での評判は一般としてどうだったんだろう。個人的には、英語の彼女は凄く世界観が二十分に広がったように感じました。後のベスト『INCLINATION II』にも此処から一部曲が収録されてますが、彼女のクオリティはほんと時代関係無し。女ヤマタツ、ロックテイストって感じでしょうか。機会があれば、お次は1作目の英語アルバムも聴いてみたいです。ただ、アジア盤・ヨーロッパ盤をどう選んでいくかも研究。
※90年代中盤までのCDが見つからず、最近おさらい出来てないため、ほぼまっさらな状態での感想です・・・
1. With All My Heart
「Over The Rainbow」英語ヴァージョン。淑やかでしっとり感、清涼感に包まれるバラード。上質な歌謡スロウって感じかな、3分程の柔らかな幕開け
2. In My Private Heaven
「Private Heaven」英語ヴァージョン。安定感・信頼感ある線の細いロックポップ。好感度ある中域での抑え気味のヴォーカルは心地よき
3. Get Lucky Tonight
「Call My Luck」英語ヴァージョン。ちょっぴりロックに、当時の彼女の魅力が詰まったノリ・サウンド。キレ良く展開するメロディ・リリックも極み
4. Only Love
「My Tears」英語ヴァージョン。スロウバラード、カントリーやクラシックの匂いも。前半は穏やかに、後半は厚めに攻める全体感は起承転結・ダブヴォーカル含め音の渦には良い酔い
5. Heart In Motion
「Forever」英語ヴァージョン。歌の展開は正に日本的、そこに英語詩が乗って展開されることでエッジ際立つクールロック。荒げる部分なんかもセクシーでうっとり
6. Til Tomorrow
「Tomorrow」英語ヴァージョン。アコースティック、静かな世界観を表現。優しく歌われるヴォーカルも、実に巧妙、上手すぎる!ホロリ来る浮遊、ロックと異なる味に唸ります
7. Out Of My Hands
「Open Your Heart」英語ヴァージョン。日本語ver. よりも膨らみを持った、正に海外仕様の歌いっぷり。まどろみ有りつつ、ぐいぐい押しきるヴォーカル力流石
8. Heaven Knows (When I Wish Upon A Star)
「Heaven Knows」英語ヴァージョン。ポップさそのままに、良さをしっかり保持して新たな曲の魅力をアピールできているよう
9. Company
ストリングスからスタート、これは新たなヴァージョンすかね、優しく吹き付けるようなアレンジ。で、あれ?日本語じゃん!これ、敢えてアジア盤だからのアプローチなのかな、ちょっと彼女にしては驚き
10. Missing
これも日本語、しっとりアカペラ術。ピアノ伴奏あれど、彼女の実力がしっかり備わってて虜。詞の力強さ・メッセージ性も上質
11. Precious Summer
なんとも、これも収録ですか。夏、元気な1曲。ちょっぴりバブリー感あれど、メジャーロックの王道
12. Fixing A Broken Heart (with Indecent Obsession)
ボートラ扱い、最後は英語詩にて。白人とのデュエット、AOR路線でちょっと意外な感じがしましたが。PVもあって、素敵な共演。ベタにホッとするソフトなバラード
12曲・55分、個人的には全曲英語詩が良かったけど。海外での評判は一般としてどうだったんだろう。個人的には、英語の彼女は凄く世界観が二十分に広がったように感じました。後のベスト『INCLINATION II』にも此処から一部曲が収録されてますが、彼女のクオリティはほんと時代関係無し。女ヤマタツ、ロックテイストって感じでしょうか。機会があれば、お次は1作目の英語アルバムも聴いてみたいです。ただ、アジア盤・ヨーロッパ盤をどう選んでいくかも研究。