
※ちなみに、Epic 期のみならず、移籍したVirgin Records, J Records からの作品も、こういった編集が加えられたCDが出ていたりします、凄く不思議な現象。。
1. O' Come All Ye Faithful
本来、アルバムのラストを飾っていた曲。此処ではオープニング。堂々とした歌唱、素敵なメロディ。彼のクリスマス作の中でも最も泣ける後半のアタック、初っ端から鳥肌。これがオープニングってのは、なんか複雑なんだけど、やっぱ素敵だとしみじみ
2. My Favorite Things
『The Sound of Music』からのカヴァー、プレゼント的な位置づけなのかな、この曲って。ゆったり、家で過ごすのにフィット
3. What the World Needs Now
1994年『Songs』から、及びDionne Warwick カヴァー。クリスマスって印象は無かったけど、アダコン一直線でしなやか
4. With a Christmas Heart
オリジナル盤でのオープニング曲、ピアノイントロを聴くだけ心が洗われるというか、体中がゾクゾクっとくるな。これは鉄板すぎ、4曲目って位置づけは個人的に不思議に聴こえてくるけど、いつでも凄い力を与えてくれるなぁと改めて
5. I Listen to the Bells
ルーサーならでは、ポップなバウンス。キラキラ、ガヤガヤ、楽しく迎えるクリスマスを実に自然に
6. Little Miracles (Happen Every Day)
1993年『Never Let Me Go』から、ルーサーが亡くなった直後にリピートしていた曲だけあって、個人的に神妙。クリスマスという概念無しにも、心浸れるスピリチュアルさ満タン
7. Please Come Home for Christmas
裏切らないバラード王、しなやかさ爽快。ゆったり、しみじみ。冬の冷たさを感じつつ、温かな気分にもなれそうな優しさ万全
8. Have Yourself a Merry Little Christmas
ラストはジャズ王道的に。最後を飾っているけど、これだと何か気取ったエンディングだなぁと思っちゃったのは自分だけかな…。これはアルバム中間になってこそ色が出るような気がしたんだけど。でも、心ほっこり
8曲・40分弱。LP感覚の纏まりってところでしょうか。差し替え曲あれど、1993〜1995年の曲に落ち着いているので、ヴォーカルにも揺れがなく、響く8曲だったと思います。オリジナル作が出て18年、今年更に新たなルーサーのクリスマスコンピがリリース。そちらのほうが鉄板と思いますが、これも味はあるので。ルーサー激ファンは持っててOKかな。
<ルーサー、クリスマス関連の過去レビュー>
1995年 This Is Christmas

アーティスト:Luther Vandross
販売元:Sony Special Product
(2001-05-23)
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Home for Christmas
アーティスト:Luther Vandross
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(2003-10-06)
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