
1. The Christmas Song (Chestnuts Roasting On An Open Fire)
継続して発表されているチャリティ企画盤の初期CD『A Very Special Christmas 2 (クリスマス・エイド2)』のみに収録されていたルーサー曲。これは、ほんとコンピでしか聴けなかったわけだから、何とも凄い収録が実現したなぁと(他のアーティストの場合も、こういった自身のコンピ等への収録は可能になるのかな?)。和の音から、涼しげなサウンドに変化し、しなやかに歌われるルーサーの穏やか絶頂
<ここからは『This Is Christmas』10曲を曲順を多少変えて収録……毎度レビューのため、さっくり>
2. My Favorite Things
ルーサーのクリスマスコンピ『Home For Christmas』のように2曲目、何かこの位置が定番化してきた印象
3. Have Yourself A Merry Little Christmas
しっとり、流れは良し
4. The Mistletoe Jam (Everybody Kiss Somebody)
ガヤガヤ、早速パーティ。これも悪くない流れ
5. With A Christmas Heart
個人的には、パーティ後に急転、オリジナル1曲目が来ちゃうのは微妙。これは、特別な位置に収録してほしかったなぁ
6. I Listen To The Bells
楽しくクリスマス、3曲目の後だったら最も自然だったかも
7. A Kiss For Christmas
アーバン系クリスマス、アルバムの中で際立つルーサーファルセット延々
8. Every Year, Every Christmas
演歌歌唱、熱くオールドソウル風
9. This Is Christmas
前曲の流れあってこそ、しっかり聴かせる流れ保持、なかなか
10. Please Come Home For Christmas
まだまだ酔わせるバラードの流れ、当時のルーサーの味たんまり
11. O' Come All Ye Faithful
ラストはオリジナル同様に、この壮大なスーパーヴォーカルバラードでエンディング、泣けます
12. Have Yourself A Merry Little Christmas (Live Version with Chaka Khan)
唯一未発表曲!!これ、YouTube なんかで映像でも見れますが、オフィシャル作品化されたのに泣き!Soul Train からのライヴバラード、デュエット相手はチャカ!!ルーサーのクリスマスアルバムでの録音に近い演奏ながら、二人の個性がぶつかることで、だいぶ印象が変わります。チャカ、ちょっと声ハスキー気味。ルーサー後ろに引き気味。ジャジーな演奏は即興風、大人な奏でのデュエット
13. May Christmas Bring You Happiness
この音源は希少CDS、あるいは1991年にリリースされたクリスマスコンピに次曲併せて収録されてました。クリスマス作発表から遡ること19年、1976年の録音。グループ Luther 時代のシングルのみリリース曲。揺れのヴォーカルが初々しく、ストリングスの爽快さ併せてなんかにんまり
14. At Christmas Time
ほっこりしっとりバラード。伸びやかなヴォーカルも、どこか揺れがあって初々しさ燦然
10曲・48分。ボートラが加わったことで、今回のCDこそ、今後はルーサーのクリスマスを語る上では重要作―14曲・67分というなかなかのボリューム。『Home For Christmas』収録の「What The World Needs Now」「Little Miracles (Happen Every Day)」の収録は別にして、細かいことを言えば、下記曲も収録されれば現状はコンプリートかな。
May Christmas Bring You Hapiness (Remix)
May Christmas Bring You Hapiness (Club Mix)
The MistleTOE Jam (Everybody Kiss Somebody) (D-Man Club Mix)
The Mistletoe Jam (Everybody Kiss Somebody) (D-Man Jam Mix) アナログのみ
The Mistletoe Jam (Everybody Kiss Somebody) (D-Man's Beats) アナログのみ
The Mistletoe Jam (Everybody Kiss Somebody) (Lord-G Man Dub Mix) アナログのみ
ただ、いずれもリミックスなので微妙なんですが、全部収録しようとすると80分を余裕で超えます。もしかしたら、細かい事を言えば、最後のやつはダブだけしかわからなかったので、メインミックスは存在するのかもね。あれ、自分もアナログ持ってた記憶あり…。まだまだルーサーのクリスマス関連はレビューできちゃうのでしょうか。いずれにせよ、自分の中では孤高のナンバーワンなクリスマス作は、未だに彼です。今年も何度も聴いちゃうんだろうなぁ。
<ルーサーのクリスマスアルバム、過去レビュー>
1991年 May Christmas Bring You Happiness (Single)
1995年 This Is Christmas
1996年 I Can Make It Better (Single)
2001年 Home For Christmas

アーティスト:Luther Vandross
販売元:Sony Legacy
(2012-10-02)
販売元:Amazon.co.jp
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このアルバムの曲順、with a christmas heartの位置は確かに変ですよね、こういう細かな仕事が出来ていないという事であれば、信頼は生まれませんよね。今だからこそ、気持ちの、熱の込もった仕事をするべきなんですよね。リスナーは確実に良い物を待っている訳で、良い物なら確実に応えてくれるんですよね。