dtl_08345_120130211_234614アレクサンダー・オニール、そして何度もレコーディング上で共演してきたシェレール、更にはその姉妹分(?)アンジェラ・ウィンブッシュの3者共演ライヴ、これは久しくライヴ離れをしていた自分も、行きたくて仕方が無かった。遡れば、ニューオーリンズのエッセンス、日本だとその直前に行った大上留理子さんのライヴ、あとは大規模だったらがが(@さいアリ)だったりするけど、ビルボードライヴ東京は実に11ヶ月振り(その時はLedisi)。いやいや、どれだけハウス(お家)ミュージックばっかになってかってことだよね。

さてさて、ライヴに行って無さ過ぎて、リハビリが必要だなぁと思ったのは、席取り。色々と休日もバタバタしてたので、最終日・最終夜の2月11日(月)21:00〜、手慣らしとて安い7500円で1ドリンクも付くカジュアル席でのんびりでいいやーって思ってたら、アーティストが登場するのは観客から見て左側から。まんまと左側の席を取ってしまい、アーティストの入退場の際の臨場感がまったく見えず・・・。

img_587000_17149111_0さてさて、定刻になると、Usher「Yeah」の演奏と共に、アンジェラが登場!1Fのお客さんのノリは凄いね、ちょっと圧倒された。この時に、リハビリって言葉が浮かんじゃったんだよね。。。アンジェラについては、ちょっとだけ調べたくらいだったんだけど、4曲のステージどれもが凄かった。最初からPatti Labelle 並の勢い発揮してくれるし、伸びも高音もずば抜け。これは凄かった。カエル跳び状態で、もうジェスチャーから体の動かし方から派手!!もっと観たかった。観客をステージにあげっぱなしで(お客さんも凄いツボ分かってて笑えた)、、、更には、最後のチャーチ状態でも、ほんと凄かった。まさか、ゴスペル空間にしちゃうとは。

でもね、このアンジェラが凄すぎたせいか、やっちゃったせいか、その後が微妙にしっぽり進んでいったのは間違いなく。。。でもね、シェレールは、スポーツウーマンとて、キュンキュンヴォーカル、そしてどす黒いヴォーカルも出てきて、負けじと強烈にファイヤー。ただ、観客の乗せ方は、圧倒的にアンジェラ勝利かな。そのせいか、なんか、客も疲れてきちゃったのか、若干の飽和状態。彼女、右足をケガしてたみたいで、ロボコン状態だったけど、かなりジャンプしまくってて、プロ根性感じたな。
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そんでもって、彼女最後の曲で、アレックスがいよいよ登場。。。あれ、なんかオーラが、、、。こんなオッチャンだったっけ?お疲れ気味?威圧はあるんだけど、正直現役感が薄れてた。でもね、当時のヒット連発で楽しませてくれたのは間違いなし。ただ、ステージングとしては自身のスウィングに留まり、あんまり魅せるステージって感じじゃなかったかも。汗ふきまくり、客席を横断ってのもあったけど、総じてアレックスの披露した曲数は少なかったなぁ。ラストは、再度、シェレールとデュエット。でも、これで終わりなわけないよなーって思ったら、一応アンコール。アンジェラも登場して(でも自身をわきまえてた 笑)。

お値段的にはトントンだったかな。最初のアンジェラが凄すぎたんだよね、この尺があったらアレックスに分けてあげないといけなかった…きっと。でもね、アレックスが疲れてないときにヒット連発を再度お願いしたいところ。今回は共演曲の披露なんかでも尺が取られたので、正直まだまだ演ってない曲が多すぎた。1時間40分弱、濃かったけどアレックス、ほんと次はもっとよろしくだよーーー。アンジェラ、ファンになったよーー。シェレール、どたばたの中、着替えまでしてプロ感じたよ。って感じで、明日(日付変ったからあ今日か…)からまた1週間出張の旅頑張るぞ、久方の栄養になった!!

※そいえばブラックファンにはウェルカミ、今月の112来日公演はすこぶる埋まって無い様子?赤字?ヤバイネ…俺、四国にいるよ。東京にいる方、是非盛り上げてきてくださいなーー

ビルボードライヴ東京のオフィシャルページ