51GeNtbW5JL__SL160_ボビー・ハンフリー、フルート奏者として名を馳せているミュージシャン。1年振りとなる3rdは、R&B18位・POP84位を記録。アフロヘアでソウルファンにも目を惹きそう。更には2日間で録音された力作。それでいて、この方男性と思ってたんだけど、女性です。自分は大学生の頃、ソウルと併せて販売促進されていたブルーノートの選集から、数枚を購入。当時は聴いたけど、長らく聴いてなかったので、どんな音楽かも忘れてましたったら。

1. Chicago, Damn
1stシングル、R&B49位・POP106位を記録。ゆったりソウル、そこにリードとなるべくフルート登場。上質に明るき春色ファンクの中に、華やかで凛としたフルートはキュンキュン


2. Harlem River Drive
2ndシングル、R&B86位を記録。低域なコーラスとピアノの躍動で勢いをつけ、徐々にボルテージを上げていくフルート。疾走感しかり、転がるような展開に絶妙に添えていくハンフリーの手腕を追いかけるのも楽しんで聴くひとつ


3. Just A Love Child
可愛らしいヴォーカルが登場したと思ったら、リード主はボビー・ハンフリーでした。なんともキュート過ぎる。コーラスは、当時のありきたりの男性オッサンコーラス部隊という感じ。それ以外は何とも華やかなで爽快
4. Blacks And Blues
夢見心地のような流れるピアノをベースに、嗚呼ブルーノートって感じ。涼しげなフュージョン、タイトル曲はアルバム中最もさくっとした仕上がり。とにかく、心地よさ満点!


5. Jasper Country Man
ちょっぴり重たいファンク、ホーンの影響か。変らぬテンションでフルート健在、アルバムラストに行く前のテンション保持曲って感じでしょうか
6. Baby's Gone
ラストは、ボビーの魅力を詰めに詰めたスロウ。ヴォーカルの可愛らしさ、移ろいフルートだったり、ほんのりコーラスだったり、演奏も控え目で、終始ボビー力で9分近く

6曲・40分弱、実に上質。流石ブルーノート、そしてハンフリー。今でも健在な活躍なようで、彼女の魅力、映像なんかも通して今になって再発見できたところです。大学の頃には聴ききれなかった魅力、今だから響くものあるなぁ。これで夜景、酒、絶対に映えるゾ。

Blacks & BluesBlacks & Blues [CD]
アーティスト:Bobbi Humphrey
出版: Blue Note Records
(1999-01-26)

ブラックス・アンド・ブルースブラックス・アンド・ブルース [CD]
アーティスト:ボビー・ハンフリー
出版: EMIミュージック・ジャパン
(2012-12-19)

ブラックス・アンド・ブルースブラックス・アンド・ブルース [CD]
アーティスト:ボビー・ハンフリー
出版: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
(2009-02-25)

ブラックス・アンド・ブルースブラックス・アンド・ブルース [CD]
アーティスト:ボビー・ハンフリー
出版: EMIミュージック・ジャパン
(1998-10-28)

ブラックス・アンド・ブルースブラックス・アンド・ブルース [CD]
アーティスト:ボビー・ハンフリー
出版: EMIミュージック・ジャパン
(2006-02-22)