220px-Tempts-reunionテンプス、モータウン復帰4作目は、モータウン復帰25年の間で最も好成績となったアルバムで、R&B2位・POP37位を記録。しかし、90年代前半にリイシューされた以外は、ほぼCDでの入手は困難とて、自分はアナログでの入手です。でも、ようやくというか、今月末に国内CD化となるんだね、素晴らしい!それもボートラ付き。まずは、自分は彼らの評価された80年代以降の最高峰とて、純に聴いてみます。というか、ここのところテンプスメンバーが相次いで亡くなっていることもあり、何かしら供養したいなぁって思っていたところ。

1. Standing on the Top
1stシングル、R&B6位・POP66位を記録。Rick James 作で、10分に亘る強烈なファンクな全員歌唱テンプスは聴き応え。うっすらソフトになりつつも、完全にリックの世界観(ヴォーカルも多々参加、更にMary Janes Girls も)


2. You Better Beware
Barrett Strong 作、David Ruffin リード。小ファンクはギターやらパーカッションでも。ラフィンの荒げはソフトフル
3. Lock It in the Pocket
パヤヤン、ポップなフィーリング。ベース下地が、MCハマー風。デニス・エドワーズが男気、コーラスがキュンキュン甘茶
4. I've Never Been to Me
1977年 Charlene のヒット曲カヴァー。ゴスペル的というか、神妙なバラードで、彼らにマッチ。デニスの震えるようなヴォーカルも味
5. Backstage
Smokey Robinson 作、哀愁のスモーキー節。コーラスを大切に、デニスはそれを保ちつつのクールさ。全体のバランスがイイネ
6. More On the Inside
2ndシングル、R&B82位を記録。同じくスモーキー作で、緩やかに平和感。ポップさ最前線。安定のコーラスとの、新感覚探しマッチ


7. Money's Hard to Get
Angelo Bond, Berry Gordy, Jr., Melvin Ragin 作。ラストは、ラフィンとデニスがリードを分け合い、ファンク再来のシメ。

7曲・38分ほど。1曲目のインパクトは大きかったけど、全体的にはさらっとした印象です。濃くないけど、確かに何度聴いても飽きないような作りは大事。今回のリイシューは非常に魅力的、でも自分は本編をレコードにて大事にします(爆)。最近、ほんとCD購入が減ってきて、あとはダウンロード購入になっていて、なるべく既存の所有を聴いていこうと改めてシフトしております〜。

<過去レビュー>
1964年 Meet The Temptations
1965年 The Temptations Sing Smokey
1965年 The Temptin' Temptations
1966年 Gettin' Ready
1967年 Live!
1969年 Cloud Nine
1969年 Puzzle People
1970年 The Temptations Christmas Card
1973年 Masterpiece
1973年 1990
1975年 A Song For You
1980年 Power
1980年 Give Love at Christmas
1984年 Truly For You
1985年 Touch Me
1987年 Together Again
2001年* The Christmas Collection
2007年 Back To Front
2010年 Still Here

リユニオン(紙ジャケット仕様) [CD]
アーティスト:テンプテーションズ
出版: ユニバーサル インターナショナル
(2013-03-27)

ReunionReunion [CD]
アーティスト:Temptations
出版: Motown
(1994-10-11)