513lIocEKtL__SL160_ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ、1981年に在籍したMCAにて1枚きり作品を残し移籍、前作から3年振りとなるPhilly World からのリリースは初のチャート圏外(以降、メジャーでの作品リリースは無し)。個人的には70年代前半の作品は結構好きなので(リイシューものを結構買ってました)、彼らのことはあれこれ追ってはいたんだけど80年代の作品ってのは馴染みなし。アルバムジャケは、ソウルグループとして惹きになりそう。

1. Don't Give Me Up
1stシングル、R&B85位を記録。バウンシーに、軽快なサウンド。小デジタル、コーラスワークもなかなかのあっけらかん


2. Time Be My Lover
スロウ、70年代後期の地道なソウルバラードという印象かな。ポロンと鳴る哀愁度、ストリングスの華麗さ、いずれも控え目で曲の骨がしっかりしてるなぁと
3. Talk It Up (Tell Everybody)
タイトル曲。清々しい程にポップ、煌めき。ただ、ダンクラも混じって、軽快さ推し。なんか70年代のステップ消えて、なんか時代に負けちゃってる感もあるけど
4. I Really Love You
3rdシングル、R&B81位を記録。夜のシーンに良いかも、ただ官能的というよりもベテラングループのコーラスをBGMとして堪能するって程度かも。粛々進行


5. Today's Your Lucky Day (ft. Nikko)
2ndシングル、R&B81位を記録。ニコという女性シンガーが80年代前半の躍動感・時代感を鮮明にしてくれているなぁ。当時は楽しく繰り広げられたダンクラデュエットかもしれないけど、古臭さ一直線


6. This Is The Love
丸み帯びた全体感、柔らかに、しっとりした切々としたバラード。暖かな魅力、平和さ、さすがは愛をテーマ。メンバーが交互に歌をリレー
7. I Can't Let You Go
曲調はロンリーチャップリン、少しテンポは速めだけど。前半はいたって平平凡凡なんだけど、後半のコーラスワークの揃いがツボだったり
8. What We Both Need
人間臭いバラード、コーラスなんかも敢えての外し具合が泥臭くて回帰70年代。特に1曲目とかの仕上がりと歴然と違うので、二種比べしてしまいました

8曲・41分。今ではシングルヴァージョン、エクステンドの他にダブなんかも多数加えたリマスター盤も多数。何気にファンが多いアルバムなんでしょうか(中にはボーナスディスク1枚丸々別ヴァージョンってのも存在するみたい)。なんか自分も買ってしまったアルバムだけど、やっぱ彼らの全盛期を近くレビューしたいなぁと、本作そっちのけ気分になってます。。

Talk It Up (Tell Everybody)Talk It Up (Tell Everybody) [CD]
アーティスト:Harold Melvin & the Blue Notes
出版: Bbr
(2012-03-06)

Talk It Up (Tell Everybody)Talk It Up (Tell Everybody) [CD]
アーティスト:Harold Melvin & Blue Notes
出版: Hot Productions
(1996-07-02)

Talk It Up (Tell Everybody)Talk It Up (Tell Everybody) [CD]
アーティスト:Harold Melvin & The Blue Notes
出版: Essential Media Mod
(2013-02-12)

トーク・イット・アップトーク・イット・アップ [CD]
アーティスト:ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ
出版: SOLID
(2012-04-07)