ys-00142メアリー・J・ブライジ、アメリカ限定で販売された既発曲+ライヴアルバム。日本ではほぼ流通しなかったので、ご存じの方は少ないかも。同年『The Breakthrough』の大ヒットを受けて(前作を相当に上回る大ヒット)、本作よりこのような企画盤も多く発売されるようになりました。自分はわざわざアメリカにて注文。今はだいぶ格安で手に入るっぽいです。AOLセッションなので、今では映像なんかも気軽に堪能できるのは嬉しいところ。

1.Thank You Lord
Share My World』で使用されたインタールードを再利用


2.Ooh! (Live)
ここから7曲、AOLセッションより。出だしは1分半ほど、メアリー的なショートカット。粋で荒削り、さっくりフェードアウトな編集
3.Love @ 1st Sight (Live)
叫んでスタート、きっとカクカク踊ってるんだろうなぁ。これも荒い歌われ、2分ちょいでフェードアウトで終了というスニペット状態
4.My Love '05 (Live)
アルバム中、大事にされた仕様。6分半、出だしから神秘なスタート、でもアンプラグド+DJスタイルを混ぜて、しなやかさ・10年以上経ったならではの大人魅力も自然と。ただ、これライヴっぽくない編集なんだよね
5.i'm Going Down (Live)
アルバムとしての流れなかなか、振り絞るようで、ただ見せ場あんまり聴けない間に3分半くらいで終了しちゃうのが勿体ない・・・
6.Can't Hide From Luv (Live)
力強さたっぷり、サンプリングの楽しさを感じながら、でも巻きのヴォーカルはメアリーならではの聴き苦しさ、これも魅力。それでも高音バシバシ出てるし


7.Be Without You (Live)
本作ハイライト、彼女を代表する熱烈バラードとしての最新だっただけに、当時アゲ!で、語り含め生身の彼女が迫真、演奏も熱がついつい入るよう


8.Can't Hide Love (Live)
アースのカヴァー、オールドファンキッシュと、ヒップホップソウルの融合。一体となる魅力、アドリブも多いけど、個人的には広がり続けるコーラスにこそブレンドの惹き。メアリー、スキャット?

8曲・27分ほど、嘗てライヴアルバムをリリースはしていたけど、これは2000年代になってからの曲が多いだけに貴重なアルバムかな。観客の盛り上がりの一方、客無しで演奏された曲も混ざってそうで、ハイライト的なライヴアルバムになっているのは特長。安心して聴ける流れってよりは単発仕様。

Amazon.com 販売サイトより