51kSvnzVfEL__SL500_AA280_本日6月12日は、大変恐縮ではありますがアレサのファンサイトを地道に運営して11周年。なんとも12年目に突入です!というわけで、意地になってきたわけではないですが、当時からすると今に至るまでアレサが元気に活躍してくれてることがうれしい限り。本日は11年前ならぬ、約12年前に行われたライヴの模様が後に配信限定でリリースされていたので、その音源を紹介。基本、アレサが歌っている曲を軸として構成されていますが、未収録曲もあり。また、ゲストのみが歌う曲はカット。例えば、Jill Scott, Nelly Furtado, Marc Anthony & Celia Cruz 等の音源…でも、どれもがアレサのカヴァーじゃ無いので趣旨的にカットされても仕方なしかな。

1. Rock Steady (with Teddy Richards & Kid Rock)
ライヴでは中盤に演奏された曲、アレサの息子テディと、本格的に歌で競演するのは初?これまでギタリストとして長年紹介されてきましたが。キッド・ロックとは同郷ということで競演が実現、客席裏から登場して、この曲にラップを添えて、さらにアレサの胴回りをタッチするのは笑えましたが…
2. Think
ダンサーで思い切りごまかして、迫力つけてうたわれる大御所使用。歌自体はだいぶ衰えあるものの、パワー頑張って漲ってます


3. Chain Of Fools (with Backstreet Boys)
アレサとバックスって、凄い組合せ…でも5人組でなく3人のみ登場。淡々と歌謡ショーって感じかな、でも大盛り上がり


4. Nessun Dorma
1998年のグラミーでの披露から定番になったオペラ、ちょっと疲れは否めないし、体型もグーンとアップしすぎて辛そうなんだけど、迫力・歌心のサービスは満点
5. Ain't No Way
実際は次曲「Do Right Woman, Do Right Man」で競演することとなるメアリーと、この曲でもデュエットしてもよさそうだったんだけど(5年後メアリーはパティとアルバム上で競演)、アレサ単独のバラードは熱がこもってて聴き入れます


6. Can't Turn You Loose
本来の1曲目、レディオシティの想起ラインダンスを思わせるような豪華なダンサーとの競演。アレサの気合が凄いんだけど、最後のバテが何とも愛らしい
7. Respect
完全にリサイタル状態、全然当時の曲の再現ではないんだけど、お決まりの曲で会場もニンマリ合唱


8. Precious Memories (ft. Paul S. Morton)
このころからライヴでの競演も増えたポール・モートンを招いてゴスペル、アレサはこういったルーツ曲を必ずライヴで入れ込むのは素晴らしいなぁと

9. Freeway Of Love (with All Cast)
ラストは、ほんとフィナーレ的に楽しく盛り上がって終了

9曲・37分ほど、音源だけだと突っ込みどころが多い歌唱かも。揺れや疲れ、でもパフォーマンスを見れば圧巻。そういえば、このライヴって直前までMariah Carey も参加メンバーにあったのに急きょキャンセルされたなぁ。にしても、懐かしい。こういった大御所をリスペクトするライヴはまた開催されてほしいもの。

<おまけ>
 
メアリーJとのライヴ共演は貴重(このペアだけじゃなくてもっと複数ってのはこれまでもあったけど)、あと1977年リリースの『Sweet Passion』は闇歴史扱いな筈なのにそこに収録されてた「Mumbles」を、当時制作のClark Terry と怒涛のスキャット競演ってのはビビリ(当時日本のTVではカットされたのでこれがYouTubeで見れたときは度胆でした)。

Amazon.com より、mp3 販売ページ

iTunes より、販売ページ