51tYD68z9YL__SL160_メアリー・メアリーのデビュー作、R&B22位・POP59位・Gospel1位を記録。今や風格ある彼女たちだけど、当時はゴスペルとR&Bをミックスさせた新感覚で息の長いヒットを続けていたのを思い出します。もう13年前かぁ、彼女たちにしては低ランクだったけど、これまでで最大の売り上げを記録!Warryn Campbell プロデュース仕掛けで大成功!個人的には、やっぱ先行シングルに尽きるかなぁ。でも長らく本作を聴いてなかったのと、というか初期の作品全然取り上げてなかったってことで、思いったようにレビュー。

1. Thankful
タイトル曲、、健やかな響き。普通にR&Bなんだけど、コーラスワークなんかにはゴスペルルーツをしっかり汲める佳曲。とにかくハーモニー、底力があるんだよなぁ
2. I Sings (ft. BB Jay)
2ndシングル、R&B68位を記録。前曲と繋がりなかなか。ゴスペルとヒップホップの融合はすごい、それを融和してくれてるのは紛れもなくR&Bの進化


3. What A Friend
ほっこり、秋風を誘うような、何とも哀愁感が素晴らしい。落ち着きもあるし、しっとりと浸透力100%。素晴らしきバラード、主張ないのに印象絶大
4. Shackles (Praise You)
1stシングル、R&B9位・POP28位・Dance19位・Gospel1位を記録。彼女たちの代表曲でしょう、テンポ・ハーモニー・キレキレ度最高!しっぽりまとまりあって、歌を純粋に軽快に楽しめます。ダンスヴァージョンまでのプロモをしてたけど、モーリスの生ハウス的で個人的にはそちらもおすすめ
 

5. Can't Give Up Now
3rdシングル、Gospel2位を記録。正統派なバラードなんだけど緊張感も高い。ゴスペルルーツに従ったゾクゾウの約束手形。前半ですでに最新R&Bトラックに混ぜつつ、こんな字を入れてくるあたり本気だな、ゴスペルの二束草鞋をアピール
6. Be Happy
アルバム曲として活きる曲、吹き付けるようなサビでのコーラスなんかは、彼女たちならではの別側面。歌い倒さない曲も多いので、抑揚あって◎
7. Joy
ヒップホップ意識、ファンク混ざり。さらに、既にオートチューン使い。スクラッチ含め、とにかくいきがってる音もあるのに、涼しげに歌われるのは素敵
8. I Got It
堂々たるヴォーカルあれど、陰りあるような音の中で、さまよう歌って感じかな。なんか、独特の調子を残してくれる実験的
9. Somebody
リラックスした空間で創られたマイルドな進行。でもさらりとヴォーカルは力満載。ファルセットが彼女たちのウリだな
10. Good To Me (ft. Destiny's Child)
デスチャ参加ってのも面白い組み合わせ、レゲエ寄りのスウィング風味。個性を目立たせず、しかりメアリーメアリーを立てるあたり素晴らしい。でもビヨンセは目立つね、当時から風格


11. One Minute
祈り伝うように、精錬とした気持ちで歌っているというか、真摯な歌心バシバシ。ただ、まだ当時は若さか多少ヴォーカル揺れ、そこにはにんまり
12. Still My Child
とどめのような美しいバラード、控えめだけど。ゆったり夢心地。後半はツーンと精一杯
13. Still My Child (Interlude)
ストリングスにて余韻を引っ張る1分弱
14. Wade In The Water
4thシングル、Gospel16位を記録。トラディショナル、ラストの選曲からしてもルーツの大事さ・訴求はうれしいポイント。プチファンキー仕上げなのは彼女たちならではの技

14曲・54分弱、初期からかなり余裕の懐で勝負してたなぁと。もっと元気いっぱいだった気がしてたけど、アルバム全体を踏まえてか、先行シングルのような爆発は少なめ。通しで聴きやすい流れがしっかり計算されているようで、充実作でしょうに。季節問わず楽しめる作品って感じすかね。

<過去レビュー>
2006年 A Mary Mary Christmas
2008年 The Sound
2011年 Something Big
2012年 Go Get It

ThankfulThankful [CD]
アーティスト:Mary Mary
出版:Sony
(2000-05-04)

ThankfulThankful [CD]
アーティスト:Mary Mary
出版:Sbme Special Mkts.
(2000-05-02)

ThankfulThankful [CD]
アーティスト:Mary Mary
出版:Columbia
(2010-03-02)

サンクフルサンクフル [CD]
アーティスト:メアリー・メアリー
出版:ソニーレコード
(2000-05-24)