51MTAyiG+7L__SL160_アシャンティ、1年振りの3rdはPOP7位を記録。おそらく、本作までは好調だったと思うんですよね、R&Bとしても売れてて、アレサ・フランクリン・アワーズまで受賞しちゃう勢いだったんで、、、でも、R&Bの人気としてはアンチ気味になって、本作以降はだいぶ苦しいアクションになってしまったのは可哀想な限り。ビルボードライヴから届いた最新ライヴ予定見てたら、彼女が近々来日するそうで。テンプスやチャカも気になったけど、夏っぽい作品を聞きたいなぁと思った中で、恒例ちゃんと聴いてなかった作品を取り出してみました。17曲かぁ、インタールードも多いので、なんとか勢いでレビューしちゃいます。

1. Concrete Rose Intro
波音に、涼しげなメロウなイントロ。これは期待しちゃうね、心地よいTLC2nd意識なほんわか
2. Still Down (ft. T.I.)
ピアノの流れ、スマートな締り、ラップ、結構悪くない幕開け。派手というより、歯切れのヴォーカルが旨み
3. Message To The Fans (Skit)
アイ・ラヴ・ユー、煌めきシンセ20秒
4. Only U
1stシングル、R&B10位・POP13位を記録。急落シリアスなサウンド。これが先行シングルってのも重いし、朝鮮だったんだろうね。ヴォーカルはキレてるのに、ギャングスタの世界になっちゃってる


5. Focus
ファンク要素・ハウス要素ありつつ、デジタルで絶妙な低域で保持する結構興味深い洗練
6. Don't Let Them
2ndシングル。大人になったアシャンティ、ヴォーカルは抜群にアリシアとビヨンセの中間に居るとも言えそう、褒めすぎでもなく。ただ、メロディに綺麗に流れてまとまりすぎてる感じも


7. Love Again
チャカチャカしてるサウンド、ヒップホップ調だけど可愛らしさ猛進。彼女まだまだ若かったしなぁ、品を出そうとも取れるけどヤング
8. Take Me Tonight (ft. Lloyd)
ロイドのヴォーカルが甘すぎて(インディーズぽさが何か和む)、アシャンティが清々しく聴こえてくる。冬リリース作なのに、夏にフィット
9. U
なんか、敢えての灰汁を出した曲。シンプル・単調なのに、アシャンティのヴォーカルがオバチャンみたいになってるのが、女優演出?
10. Every Lil' Thing
ブレイクダウンの南の島、ハープが良いね。でもヒップホップな流れ、心地よさ出すの上手だなぁ
11. Turn It Up (ft. Ja Rule)
これはラッパーの力だなぁ、ファンキーでアグレッシヴで、まるでアシャンティが客演状態。ストリングスも攻撃的でアガリ!
12. Buck 3000 (Skit)
電話模様20秒カンヴァセーション
13. So Hot
暑さも忘れるほどに、クールダウン。その演じが心地よいかな。ファルセット含め、気持ちの込め方、トータル的に絶妙
14. Don't Leave Me Alone (ft. 7 Aurelis)
なんか影のある、残し歌。引き伸ばしっていうのかな、余韻がなかなか
15. Sister Stories (Skit)
普通の会話に、デモテイクな歌唱。でも抜群
16. Freedom
実質ラストかな?しっぽり、メロディアスでダーク印象付けのR&B
17. Wonderful (Remix ft. Ja Rule & R. Kelly)
元はジャ・ルールのシングルとして、R&B3位・POP5位・Rap2位を記録。これは本編に入れてもよいと思うなぁ、大人の事情??インパクトでかい、豪華な3者の交代劇


17曲・55分、各国の盤によってあれこれボートラ違いなんかはあるみたい。個人的には、中だるみの無い素敵なグルーヴ詰まりなアルバムと思いました。要は彼女は、なんか珍しく嫌われる存在だったのが切ないよね、普通に主観なくせば楽しく今でも聴けるじゃんっていう発見!

Concrete RoseConcrete Rose [CD]
アーティスト:Ashanti
出版:Def Jam
(2004-12-14)

Concrete RoseConcrete Rose [CD]
アーティスト:Ashanti
出版:Universal UK
(2005-01-25)

コンクリート・ローズコンクリート・ローズ [CD]
アーティスト:アシャンティ
出版:ユニバーサル インターナショナル
(2004-12-10)

コンクリート・ローズ ~スペシャル・エディション~コンクリート・ローズ ~スペシャル・エディション~ [CD]
アーティスト:アシャンティ
出版:ユニバーサルJ
(2004-09-22)