21WRTVY2HCL__SL160_ダフト・パンク、前作から4年振りの作品で、POP98位・Dance1位を記録。個人的には『Discovery』は好きだったけど、本作はあんまり印象無くて、それで新作の大インパクトに繋がって聴きかえしという感じでしょうか。でも、つまみ食いで聴いてたら印象に残ってる曲もあって、これはフルで聴こうと思い、今回のレビューです。ま、あとは流行りですよね、流行り。

1. Human After All
3rdシングル。80年代サウンド変わらず、おちゃらけテクノ。このスコンと突き抜けてる感触気持ち良いね、ギターサウンドも交じって余計に80年代


2. The Prime Time of Your Life
4thシングル。テクノ行進曲、あとはうねうねシンセが織りなしあって絶妙さが…無い


3. Robot Rock
1stシングル、Dance15位を記録。これは頭に残ってました、でもBreakwater「Release the Beast」サンプリングなのでコッチの印象だったのかも。これはメロディがしっかりあって、そこに継ぎ足すシンセって感じなのでぶれずに楽しくズッシリ


4. Steam Machine
スチームを、正にスチームのように歌う荒業。あとはデジタルで被せて淡々とじっとり展開
5. Make Love
美的センスあるなぁ、ベースラインをメロディとして穏やかな穏便な中を颯爽と進行させる、ゆったり感
6. The Brainwasher
連呼シンセ、潔く発散。畳みかける手法で、結構な回転。BPM普通なのに疾走感、これも音のトリック
7. On/Off
テレビの切り替えインタールード
8. Television Rules The Nation
なんかテレビの概念って国によって違うかもしれないけど、ここでは規律だったり、単調ってのが似合うかな
9. Technologic
2ndシングル、POP116位・Dance10位を記録。1曲目にも近い、おどけた感じと遊びヴォーカルで延々。でもそれでツボにはまったらオシマイ


10. Emotion
ラストは、オートチュンながらのウネウネした落ち着きバラード。なんか言ってる意味が分からなくなってくるけど、そんな感じ。7分にわたって、この休息はインパクトだけど

10曲・45分ほど。2nd・最新の4thがかなりぶっ飛んでるからかな、これは確かに休息感はあったかも。あとは時代だね、こういうのが流行りにくい時代にもスタンス変えずにリリースしていたって感じかな。もっとインパクトだったり、長さがあってもよかったかも。比較的サックリ終わってしまって後味が薄いかもなぁ。

<過去レビュー>
2001年 Discovery
2013年 Random Access Memories

Human After All~原点回帰Human After All~原点回帰 [CD]
アーティスト:ダフト・パンク
出版:EMIミュージック・ジャパン
(2005-03-09)

Human After AllHuman After All [CD]
アーティスト:Daft Punk
出版:Virgin Records Us
(2005-02-04)

HUMAN AFTER ALL~原点回帰HUMAN AFTER ALL~原点回帰 [CD]
アーティスト:ダフト・パンク
商標:ユニバーサル ミュージック (e)
(2009-07-01)

Human After All/Daft ClubHuman After All/Daft Club [CD]
アーティスト:Daft Punk
出版:EMI
(2013-08-26)

Human After All/Daft ClubHuman After All/Daft Club [CD]
アーティスト:Daft Punk
出版:EMI
(2013-08-26)