
1. I Am Love
3rdシングル、R&B5位・POP15位を記録。リードがマイケルじゃない…なんとも。でもヒットしたんだね。それもアルバムが暗い始り、途中からアドリブでマイケルの声が聞こえるけど…なんとも寂しい曲。と思ったら、この曲は7分半もあるんだね。バラード調から、3分過ぎたくらいからビートを上げてロッカ調に。だけどマイケルの魅力というよりは、音の渦でドサクサ感が強いかも
2. Whatever You Got, I Want
2ndシングル、R&B3位・POP38位を記録。声変わり始まったマイケルが、ハスキーにファンキーに。おどけた調子なのは、最大限の当時ならではの配慮かな。艶やかなハイトーンに適うようなメロディじゃないのは救い
3. She's A Rhythm Child
軽快好感度明るいポップソウルサウンド。マイケルに頼りすぎず、兄弟総出で仕上げる清涼チューン
4. Dancing Machine
1stシングル、R&B1位・POP2位を記録。出だしのセクシーさからスタート、あとは艶やかに。苦しそうだけど最大限に声出てるなぁと。ポップなんだけどディープな部分も
5. The Life Of The Party
ブラックシネマ反映、今までにないようなウネウネ展開。ヴォーカルは凛と、コーラスとビートの急ぎ足が新鮮
6. What You Don't Know
マイケルの連呼パーツが特徴、サウンドもネオソウルとファンクを掛け合わせたようで、結果ご機嫌フレイヴァーに
7. If I Don't Love You This Way
Leon Ware, Pam Sawyer 作。ここでは、マイケルのコーラスが特徴かな。あとは、細いながらも踏ん張ってラインを辿るメロディへのマイケルのリード。甘酸っぱさ穂のかに
8. It All Begins And Ends With Love
まるで、ジャクソン5がビージーズになってバラードを繰り広げてるようで、ここにはR&B要素よりもポップバラードでの哀愁しんみり
9. The Mirrors Of My Mind
なんか、ラストにしては不思議なビート・ファンク。余韻無しに、実験的に音を通わせる感じかな
9曲・33分ほど。シングル曲なんかは、どれも興味深いものはあったけど、タイトル曲の起爆があった他は、なんか探るような作品って気がしてます。自分がR&B・ソウル好きだからかもしれないけど、本作はどこかムリしてる感があるんですよね。マイケルの凄さはさておき、なんかアルバムとしてのトータル性もどこか散漫というか。でも、転換という意味では重要な作品になるのかも、と思いながら聴いた感じになります。。