スキャットマン・ジョンこと、ジョン・ラーキンが亡くなってから3年後にリリースされたオフィシャル・ベストは国内限定。そして11年が経過し、ふと本ベストを購入するに至りました。これまでも、彼のデビューには衝撃を受けたってこともあってリアルタイムにて、亡くなるまでに相当にCD・CDSを買い集めまくってました(過去レビューもそれを表しているかと)。特に日本では、親日アーティストを生みやすいくらいに、「このアーティストは応援するに限る」となれば、相当に力を入れるのが世界随一。特にスキャットマンについてもそうで、恐らくオフィシャルCDSの数は世界で一番なんじゃないかな。日本限定シングル然り、日本先行発売、Wミリオン、CM出演、、、でも遅咲き・短命過ぎました。ただ、自分の中では決して廃らないアーティスト・シンガーです。改めて、凝縮ベストを堪能。20曲中14曲が(強引なものもあったけど)、シングル曲。アルバム曲なんかも含まれていますが、きっと彼の差別化的功績が分かるダンスヒストリー。1. Scatman (Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop)
デビューシングル、Dance10位・POP60位(・UK3位)を記録。早口スキャットでダンスに挑んだ革新的1995年の大ヒット曲。ビーバッバッバラボー。懐かしいし、これに及ぶダンスって、今でもあんま無さそう。やっぱ凄いよ、彼の才能は
2. Scatman's World
デビュー作からの2ndシングル(・UK10位を記録)。前曲よりはクールさでなくポップさで攻めた軽快ダンス。でもスキャット快調。個人的にはクラブミックス(拡張ヴァージョン)もアゲでした、単調だけど気持ち良いくらいにスコーンと付きぬけてるんだよなぁ
3. Only You
デビュー作からの国内限定3rdシングル。この曲は、オリジナルでは前の曲の次に収録されてて、アルバムの流れに貢献した軽快なダンス。この曲の効果も当時は大ヒット押し上げてくれてたはず
4. Scatmambo
3rdアルバムからの1stシングル。この辺りから、スキャットマンの露出が圧倒的に減少。でも曲は元気なマンボダンス!彼の体調、当時は知らなかったけど相当やばかったんだろうなぁ
5. Sorry Seems To Be the Hardest Word
3rdアルバムからのプロモ扱い5thシングル(シングルリミックスは出しまくりでしたが)。Elton John のバラードを軽快なダンスでカヴァー。ただ、勢い任せかな、このあたりも本来のオリジナリティとかい離。なんか寂しい・物足りないダンス
6. Scatmusic
2ndアルバムからの1stシングルに収録。完全スキャットの嵐で、これぞ彼の真骨頂。これはゴリ押したいくらいに、第2幕にカッコヨスギ
7. Ichi Ni San... Go
3rdシングルからの国内限定4thシングル、それもそのはず、インターナショナルに、「さぁ、みんなでーーーー。いち、にー、さん、ゴーーーー」と、まるで猪木ですからね。ポンポッキとかで使えたかも、彼らしい・親日家ならではのご機嫌歌謡ダンス
8. Everybody Jam (Single Jam)
2ndシングルからの実質世界1stシングル。彼の敬愛するLouis Armstrong との疑似共演を果たしたジャズ風味ダンス。商業性よりも、彼の素質とダンスをうまく融合し出した印象
9. Su Su Su Super Ki Re I (Radio Edit)
2ndアルバムボートラにもなる企画シングル第1弾(オリコン16位を記録)。邦題「SU SU SU SUPER キ・レ・イ」勢いあれど、あー、日本に支配されちゃったなぁと複雑になった瞬間でもある曲かな。彼がお茶の間に浸透して、彼の大ブレイクさを感じたけどね
10. Pripri Scat (Radio Edit)
2ndアルバムボートラにもなる企画シングル第2弾(オリコン28位を記録)。こっちの方がインパクトあったかな、邦題「プリプリスキャット」こと、プッチンプリンのテーマソング。ここまでの歌詞でリリースしてくれるのも、彼の懐の良さだろうね。エディットは子供たちのランランラララーンばっかで終わるのが苦笑
11. Jazzology
10曲目までダンス連続、ここに来てユッタリジャズ。邦題「気分はジャジー」。こういうのも良い味してるなぁと当時、今でも更に
12. Let It Go
2ndアルバムからの2ndシングル。ちょっとシリアスながら、ダンス付きぬけ。パワー落ちは否めないけど、こういうカットすることを選んだ周りのサポートの足りなさを感じてきた頃
13. Mambo Jambo
1stシングル収録。個人的には、当時「ねる様の踏み絵」の氷移しゲームで流れてたバブリーに感じてた曲
14. The Chickadee Song (Album Version)
3rdアルバムからの2ndシングル、サンバ調で楽しく彼の魅力安定感。物足りなさはさておき、彼の新たなジャンルへの挑戦は随所に感じた当時のシングル連発にて
15. U-Turn
1stアルバムのヒットを受けてリリースされたEPスキャット天国(オリコン45位)より、1曲目。後に2ndアルバムにも収録されるけど、これはEPヴァージョンかな。これはカッコヨサしっかり、ダークさと突破がしっかり
16. Message To You
これを収録するなら、リミックスとかのほうが良かったかも。2ndシングル収録曲。ベタにもポップ、彼の歌声が微笑ましく聴けるけどね
17. (I Want To) Be Someone
これも前曲同様、ベスト選曲として手抜きに感じてしまったけど・・。ポップで愉快で悪くないけど、ベストとしては…
18. Take Your Time
3rdアルバムからの3rdシングル。同名曲がデビュー作にもあるのに、3rdのタイトルにも採用された別曲。んで、サビのリリックはスキャットマンが一切歌わない…ということは、レコーディング完成かなわずリリースされたってことかな。なんか切なくなるんだよなぁ、この曲は
19. Song of Scatland
1stアルバムからの4thシングル、幻想的で個人的に惹かれたなぁ。アルバムコンセプトの延長線の曲だけど、彼らしい美しいバラード
20. Love Me Tender (L.A. Unplugged Mix)
ラストは、Elvis Presley カヴァー。EP収録曲ながら、彼がジャズピアニストとしての手腕を併用してアピールした貴重曲。切ないんだけどなぁ
20曲・76分。個人的には1stアルバムをフルに収録し、他シングルを残る時間分に目いっぱい収録してくれたほうが最強ベストに感じました。国内限定シングルが入ると、どうにも彼のお茶の間度が強くなって世界的ダンスシンガーの枠から外れてしまうような気がして、だからこその国内限定ベストかな。ただ、彼の功績が、当時まだ未発のベストという形でリリースされていたことは嬉しいに尽きます。
<過去レビュー>
1995年 Scatman (Ski-Ba-Bop-Ba-Dop-Bop)single
1995年 Scatman's Worldsingle
1995年 Scatman's World
1996年 Everybody Jam!
1999年 Take Your Time
2001年 Listen To The Scatman John Larkin
