417CBS3BX9L__SL160_Gerald Levert, Keith Sweat, Johnny Gill のラストネーム3つLSG、デビュー作はR&B2位・POP4位を記録。今は亡きジェラルドだけでなく、キース様もジョニー・ギルも!ヤバイ3人、この後2作目もリリースすることになると思いますが、当時鉄板のスムースR&B王子。今やTGTが話題になってるけど、まだ買ってないので…掘り起こしレビュー。ゲストも多彩!

1. Door #1
3rdシングル。ジェラルドを筆頭に、エモーショナルなキースに、甘いジョニー。なんとも、うねうねしたまとわり加減。素晴らしきムーディR&B


2. Round & Round
涼しげな緩いサウンドだけど、三者が集えば暑苦しくネットリ攻撃。当時で言うべくオートチューン(2Pac風)を用いて、キリキリマイ
3. You Got Me (ft. Lox)
Teena Marie「Behind The Groove」サンプリング。90年代後半ならではの、ストリート感。ベースラインとピアノの絡みが独特、それでいてパートをうまく分けて交錯する感触滑らか
4. Where Did I Go Wrong (ft. Jermaine Dupri)
JDならではの、スカスカした音。ヴォーカルアレンジメントが秀逸で、若手ならではのフック決まりまくって、コーラスの被せ方もカッコイイ
5. My Body
1stシングル、R&B1位・POP4位を記録。2000watts 全面協力で、感傷的なスロウバラードに。ヒップホップにも適うようなウネウネさと、渋さを旨く絡めながら、独特のメロディライン誕生


6. All The Times (ft. Faith Evans, Coko & Missy Elliott)
女性版LSGと言うべく3者を従えた実に6アーティストの共演!ここはLSGよりも、女性トリオのほうが掌握しきっているような、凄い圧。風のようにガツンと。術を楽しむというか、でも基本ラインはフェイスが掻っ攫っていきます
7. My Side Of The Bed
オールドタイプ、ソウルから転身したような影の残るようなじっくり聴かせるバラード。本質ぐいぐいエッセンス貯まって相当な満足感
8. Curious (ft. LL Cool J, Busta Rhymes & MC Lyte)
2ndシングル。今度はラッパー3者を招いてのアグレッシヴ。ただ、全体的にスムースな仕上がりで、LSGの世界観を超越するような感じではないので自然に聴けたなぁ


9. Let A Player Get His Freak On (ft. Jazze Pha)
スロウでじっくり紡ぐような完成形。ラップ混じってちょっとワル寄り?なんか、LSGの未来型探索って感じかな
10. Love Hurts
音に掴まれてご機嫌、しなやかなメロウ。3者役割分担なかなか、息があってるなぁと。豊かな心地、爽快な美トラック
11. Drove Me To Tears
総合的に決めてくれる。ラスト駆け抜け・思い詰めまくりのバラード。ジェラルド色がどうしても強いかな、でも基本に戻っての奏でサイコー
12. Where Would We Go
前曲アンコール状態の、沁みるバラード。キース様がキリキリのヴォーカル、ジョニーも踏ん張りナイス。じっとり、めっこり、スリーピー

12曲・56分。なかなか無い企画で本気で作ったR&Bアルバム。これは、その他アーティスト共演話題関係なしに、相当に際立った仕上がり。ちょっと、出来過ぎて濃すぎる印象もあるけど、音遊びはうすめなので、あくまでもヴォーカル勝負に期待したい人には良いかもね。いくつかは、過剰な聴きごたえになってたかな。でも、素晴らしき機会、メロウメロウです。

<過去レビュー>
Gerald Levert
1997年 The Whole Scenario Levert
1998年 Taking Everything & Antonette Robertson
2007年 Something To Talk About & Eddie Levert Sr.
2010年 Best of

Keith Sweat
1991年 Keep It Comin'
1994年 How Do You Like It? ft. Left Eye
2007年 A Christmas of Love
2008年 Just Me
2010年 Ridin' Solo
2011年 Till The Morning

Johnny Gill
2011年 Still Waiting

Levert Sweat Gill
Gerald Levert
East/West Records
1997-11-06

LSG
イーストウエスト・ジャパン
1997-12-15