バニー・シグラー、1941年生まれのシンガーで現在72歳。18歳の時には初レコーディングしていて、1965年(24歳)くらいからは徐々にヒットも誕生。本作は、前作から1年振り4作目・Philadelphia International にて3作目になる作品ながらチャート圏外。2005年に初CD化され、自分はユニオンかレコファンで未開封で買ったんだけど、たぶん安かったのと、レーベル的にリイシュー具合に期待が持てたから買ったって感じで、肝心の音やアーティストは知らないままでした。今に至るまで未開封でしたが、ハットに髭だとダンディに見えるも、ブックレットを開くと少々長めの髪に髭無しで印象様変わり(モダンな人ってイメージになっちゃった)。基本全サウンドはInstant Funk 担当、なるほど〜。1. I'm The Bunny (From The Other Side Of The Ocean)
Dexter Wansel アレンジ、ディスコ一直線。ちょっと古めかしさあるなぁ。ファルセット気味のヴォーカルでスモーキー寄り、周りはガヤガヤな音。ホーンなんかで楽しい世界観だけど評価B級
2. My Music
タイトル曲且つ1stシングル、R&B98位を記録。Leon Huff, Whitehead & McFadden 参加の気合曲。探るような前半、だけど基軸はファンク。ホーンなんかの調子を察してもJB意識ぽい作風で興味深い!
3. Thank You Baby For Last Night
全体的に安泰なサウンド、どこかもっさりしているけど(音がちょっとスロウに感じる)、ヴォーカルの伸びや難癖はなかなか。分かり易いメロディを抑揚付けて青春
4. Come On And Dance, Dance, Dance
全然ダンスじゃない、スロウでメロウ過ぎる…。小ファンクってところかな、拍子抜けな乾いたサウンド
5. Ladies Man
分かりやすくディスコポップ、これぞRIPのサウンドなんだけど、ヴォーカルが弱々しくなるのは何だろう。独自路線、結路安っぽいです。当時のスモーキーみたい(苦笑
6. Calling Me Back
当時の殺伐とした雰囲気をストリングスやホーンを大胆に使用し解釈難解にしたサウンド、個人的には嫌いじゃないなぁ。でもメロディに乗るヴォーカルが負けてる…
7. Somebody Loves You
まったり午後、バカラック節のように上質感も。とにかくゆったりと、BGM的。ヴォーカルは何気に多くの色味
8. Woman, Woman
ファンク攻め、熱烈に歌うバニーは結構この曲で本領発揮してる感じ。でも、コーラスの女声コーラスが優しすぎ
9. Just Let Me Love You
ゴスペル的、でも熱烈なヴォーカルは変わらず、ジャンル不可思議な解釈になってきた。最後まで聴きとおすとソウルぽいな、こぶしとかが特に
10. Can't Believe That You Love Me
最後は、しっぽり晴れやかなミディアムスロウ。晴れ間が見えてくるっていうか(逆に夕陽?)、平和な通いで終了。正統派ヴォーカル
10曲・39分、ジャンルがオールミックスで、これぞ彼の音楽って感じだったのかな。でも、まとまりがない様に感じたのは個人的に。ヴォーカルも色々と変化できるのに、歌とサウンドがマッチしていない部分もちらほら。でも、長きにわたって活躍しているシンガー、ソングライターなので、ベストとかで歴史を堪能するのもありかも。本作はリピート候補作にはならなそうだったので。
