テイマー・ブラクストン、13年振りとなる新作は度肝を抜く大成功を遂げR&B1位・POP2位を記録。前デビュー作がR&B42位・POP127位だから、相当なジャンプアップ。本当、アメリカは人気と実力が大事なんだなぁとつくづく。前作は音楽界も潤ってたのか日本盤出てましたが、今回は勿論の如くスルー状態。ただし、今月には早くもクリスマス・アルバムまで出してしまう彼女、要注目作です!1. The One
2ndシングル、R&B34位・POP104位を記録。現在36歳、タミアあたりの凛とした潔さを感じるし、とにかく自然に流れて行く心地よさは最高潮。K.E. on the Track プロデュース、ブラクストン一家というよりもソロシンガーとしての器が相当に
2. Tip Toe
Da Internz プロデュース、タップ具合がラテンでありつつ、行進曲ぽくも。可愛らしさがあるんだけど、オチャラケサウンドに、堂々と芯の通ったヴォーカルの融合って感じかな
3. Stay and Fight
Tricky Stewart 担当、ここに来てバラード。勇ましさと憂いの織り交ぜ。何だか、これまでのテイマーに対して歌っているかのよう。気持良いくらいに通るヴォーカルが何とも眩しい
4. Love and War
1stシングル、R&B13位・POP57位を記録。ブラクストン家ならではの低域も生きてるんだけど、ここではとにかく高音が刺さる!先行シングルをバラードにて勝負、本気のR&Bでの闘いって感じ
5. All The Way Home
3rdシングル予定。まだまだ続く余裕サウンド、今度はミディアムスローでじっくり聴かせる感じ。The Underdogs プロデュース、ちょっと懐かしい感じの音なんだけど、とにかく突き詰めて高低聴かせまくりで酔いどれ、好きだなぁ
6. One on One Fun
2分弱、近未来的な音と呟きとドラムンベース的というか。なんか音が3D至るところから飛び出してくる感じ、それはヴォーカルも同じで不思議な体感
7. She Did That
インタールード的かな、1分ちょっと。これ、ライヴとかのオープニングとかに使えそう、なんか起爆秘めてる
8. Hot Sugar
ちょっぴりビッチになりそうな要素はあるのに、うまくギリに保って、スウィートさを押し出すクリエイティブ曲
9. Pieces
Bryan-Michael Cox 曲参加のエッジありつつ、張りあるバラード。ちょっと寂しさなんかもあるけど、音がそこをサポート
10. Where It Hurts
Babyface 曲参加、しなやかさと、どこか探るように進行。でも全体的に惹きこまれるウネウネさ、独特
11. Prettiest Girl
古き良きメロディの感動展開、最後はドカンと高域でヤラレマス。決して脂っこくなくて、自然と浸れる感じ
12. Sound of Love
これも隅から徐々に攻め立てられ感動に包まれる、気持のよいミディアム。ファルセットが悲しさよりも、技法のひとつって使われかな
13. White Candle
シンプルなサウンドながら、感情の振れ幅を絶妙に混ぜながら、全てが純白とはいかないような流れ。堂々として手、個性的だなぁと
14. Thank You Lord
最後は、ヴォーカルを絶妙に披露。気持良い気分でアルバムを聴き終えられる感じ。彼女の祈りは、R&Bナイス
14曲・48分、作家陣・プロデューサー陣はなかなかのところを引っ張ってきているけど、誰一人フィーチャーゲスト無し。この当り、彼女の決心というか、歌で勝負したかった気持の表れかと。それでいてヴォーカルの磨きは、サウンドに負けじとしっかり個性が出てて、とにかくR&Bを歌で味わいたい人にはお薦めできる作品。
<過去レビュー>
1999年 Get None ft. J.D. & Amil

