412GG80Q0TL__SL160_ジョニー・ギル、3年振りの4thでR&B4位・POP14位を記録。前作の大ヒットで、今回はブランクを空けたものの変わらぬ人気を示した作品。自分としては、2011年に15年振りの6thを出したことからも、洋楽にはまったタイミングふまえても、ほぼスルーなシンガーでした。LSGで言えば、Keith Sweat, Gerald Levert はR&Bにのめりこむ上で大事なシンガーだったんだけど、あんま自然と入ってこなかったシンガーって位置づけ。でも、過去にさかのぼっていくと彼の功績は結構重要。なので、今更ながら彼を改めて知る段階ですが。1,2,3,5,8,9,10曲目と計7曲でJam & Lewis プロデュース。

1. Provocative
タイトル曲、ストリート寄りでヴォーカルはかなりぐいぐい迫る感じの腹式。かなり、当時を揺るがす勢いってのは感じるなぁ
2. The Floor
1stシングル、R&B11位・POP56位・Dance49位を記録。前曲と繋がったような流れ。Mint Condition も参加!音の流れがセクシーというか、でもアッパーさ維持


3. Where No Man Has Gone Before
柔らかな印象を持って、揺れるようにクールに進行。今、この手のスムージーで力のあるR&Bって減っちゃったなぁとシミジミ、攻めてて好き
4. I Got You
2ndシングル、R&B35位を記録。Boyz II Men 全面バックアップ、プロデュースもコーラスも制作も。でも、ジョニーのヴォーカルの凄みを惹きたてるアレンジで、あくまでも4人は裏方。でも素敵なハーモニー主体で贅沢な仕上がり


5. A Cute, Sweet, Love Addiction
5thシングル。甘くもほのぼの。余裕に交わす多くの色味、ヴォーカルの旨みがタップリ。とにかく難解な歌唱、凄技オンパレードのサラリ小出し
6. Long Way From Home
3rdシングル、R&B42位を記録。実際、この縦長CDシングル持ってたりするのですが・・。王道メロディアスなバラード、この手は痺れる


7. Tell Me How U Want It
L.A. Reid(ドラムも), Babyface(コーラス・プロデュースも), Daryl Simmons も加え3者の作。とにかくピアノの旋律、コーラスのまどろみ、そこを振り絞るように歌うジョニーが愛しい感覚。名バラードじゃないかな
8. Mastersuite
ゆったり、語りもセクシーに。夜に聴きたい大人のソウルバラードのよう、とにかく愛に力に溢れてる
9. Quiet Time To Play
4thシングル、R&B25位・POP111位を記録。Karyn White コーラス参加。甘くてしなやか、抑揚もたっぷりで聴き手を飽きさせず、次々飛び出す技巧素敵だ
10. I Know Where I Stand
ラストは壮大なオーケストレーションで、ヴォーカルは重要なところで活躍。あとは浸る箇所も随所。なんか、最後にきてこんなに気持ち良く酔わせてくれるとは

10曲・48分弱。前半は、どこまでもアグレッシヴに攻めてると思ったら、後半はずーとバラード攻め。甘いだけじゃなくて、攻撃的なだけじゃなくて、安定の自由に動き回る・そして繊細にもなれるヴォーカルこそが素晴らしいなぁと。ソウルを持ってて、でも時代の寵児にもなれてて、なんか贅沢なアーティスト・アルバムだなぁと、結構ベタ褒めです。

過去レビュー
1997年 Levert,Sweat,Gill LSG
2011年 Still Waiting

プロヴォカティヴ
ジョニー・ギル
ポリドール
1996-10-14

ジョニー・ギル
ポリドール
1993-06-10

Provocative
Johnny Gill
MOTOWN
1993-06-08

Provocative
Johnny Gill
Universal
1993-06-07