テンプテーションズ、『Psychedelic Shack』から1年振りとなる14枚目の作品、R&B2位・POP16位を記録。これまで、単体テンプスのオリジナル作品はR&B1位を記録していたけど、ちょっとトーンダウン。でも、POP・R&Bを制覇した「Just My Imagination」を収録した名盤。世界的にみても、本作は長らく希少廃盤となっていたので、なかなか手を出せず(5000円とか1万円とかザラだった…)。昨年には国内で2800円(税込)でリイシューされましたが、やっぱり高いなぁと思っていた中、1年後にはモータウン1000円シリーズにて再リイシュー。やったね!ってことで、ようやく聴けます、ワクワク。ジャケ、よーく見ると空に浮かぶテンプスメンバー、ちょっとチャッチイなぁと(苦笑)。1. Gonna Keep On Trying Till I Win Your Love
なんとも、2年前『Cloud Nine』収録曲を再レコーディング、静かすぎる繊細な始まり。Eddie Kendricks の優しさ、それをサポートするメンバー。ストリングスの控え目さも、全体の象徴かな
2. Just My Imagination (Running Away With Me)
1stシングル、R&B・POP1位を記録!Eddie Kendricks & Paul Williams リード、相変わらず優しい。呟くように、小さな輪を作りながらのテンプススピリッツ。独特な時代への突入を感じさせるなぁ
3. I'm The Exception To The Rule
The Velvelettes カヴァー。Eddie Kendricks & Dennis Edwards リード、60年代お得意のサウンドだけど、どこか違うのは薄さ。軟いヴォーカルがベース、でもデニスの登場で場を変えて行くまるでドラマ
4. Smiling Faces Sometimes
同年The Undisputed Truth によってカヴァーされて、R&B2位・POP3位を記録したことでも有名。前曲と同じリードにて、聴き応え十分の13分!前半とにかく世界観を大事にした緊張感ってのが、そのまま延々と展開される感じ。ただしサウンドは、豪快にホーンなんかも加わって勢い増し。だんだんと普段のテンプスの調子も出てきて、後半ともなれば柔らかさも復活して抑揚ある大作
5. Man
Eddie Kendricks リード。淑やか、コーラスグループとして、粒を大事にするような1曲。2分半程(前曲との差が凄い)
6. Throw A Farewell Kiss
The Velvelettes カヴァー2曲目。Dennis Edwards リードも、教会音楽のようにピアノの線が誠実で感嘆。包容力、しなやかな中に訴求力高し
7. Ungena Za Ulimwengu (Unite The World)
2ndシングル、POP33位を記録。Dennis Edwards & Melvin Franklin リード、後の「Papa Was A Rollin' Stone」のような粋を遂に!でも、アルバムに沿う流れで入れ込んできているので、なかなかの創作ファンキー
8. Love Can Be Anything (Cant Nothing Be Love But Love)
ラストは、Dennis Edwards, Eddie Kendricks & Melvin Franklinリードにて。後に繋がりそうな、ドロドロしたファンク要素を保ちつつ、ファイナルコーラスはかなりグネングネンして攻め立て。10分弱と言え、やはり各面ラストはハイライトが凄すぎる。6曲目まで予感も無かったファンクを想起させる提唱
8曲・44分、ブックレットは1枚ペラに近く、クレジット等が無かったのは残念。で、歌詞はあるけど、解説は昨年の2800円ヴァージョンと同じなのか2012年8月と、今回は1000円だから良いんだけどヤッツケリイシュー?本作における解説こそが少なかったので…。でも、本作においてはテンプスファンとしても相当良い意味で裏切られる作品。浸れて、感じる作品っていうのかな。
<過去レビュー>
1964年 Meet The Temptations
1965年 The Temptations Sing Smokey
1965年 The Temptin' Temptations
1966年 Gettin' Ready
1967年 Live!
1969年 Cloud Nine
1969年 Puzzle People
1970年 The Temptations Christmas Card
1973年 Masterpiece
1973年 1990
1975年 A Song For You
1978年 Bare Back
1980年 Power
1980年 Give Love at Christmas
1982年 Reunion
1984年 Truly For You
1985年 Touch Me
1987年 Together Again
1995年 For Lovers Only
2001年* The Christmas Collection
2007年 Back To Front
2010年 Still Here




路線が変わってもNo.1ヒットを飛ばすテンプス。
人気絶頂期ですね。
エディはこのアルバムを最後にテンプスを去る。その最後を飾るにふさわしく
アルバム全体がデニス色でなく、エディ色に染まってます
しかし地味な感も拭えませんが・・・
ブックレット云々ですが・・・アメリカ国内のLP
ってブックレット、歌詞なしが多いですよね
国内版とかになると、歌詞をつけたり、解説をつけたり
でも値段が数倍になります。どちらが良いかは
わかりませんが、意外と解説っていい加減だったり
しますし、歌詞も国内でテープで起こしている場合もあるらしい
のでどうかなと思います
というわけで、テンプす関係にしかコメしない男より(笑)
毎日書き込みお疲れ様です
そんでは!!