51SGKX3V8YL__SL160_マージー・ジョセフ、2年振りとなる2ndでR&B21位を記録。彼女はデビュー作が大ヒットしたことで、本作からAtlantic に移籍し、Arif Mardin プロデュースで第2のAretha Franklin 的にヒットさせようと試みるも、結果1stを越えるには至らないという悲しい結果に。ただ、それにしても美しすぎる!自分は2007年に国内にて紙ジャケリイシューされた時に3枚とも飛びつきました。でも、あれから5年経って何とも1000円でリイシューされちゃうことに。良いこともあれば、切ないこともある。。。

1. I Been Down
当時のアトランティックサウンドばりばり、演奏も流石の安定感。そこに、艶やかなヴォーカルが光り、聴き応えもなかなか。でもアレサ程のパンチよりは、凛とした強さ
2. Make Me Believe You'll Stay
しなやかにスロウに、感情の震わせも上質。派手さはないけど、繊細な奏でが何とも言えない旨みオルガンやメロディから、「Bridge Over The Trouble」に似た進行に感じるんだけど
3. Let's Stay Together
1stシングル、R&B43位を記録。唯一のカットはAl Green カヴァー。年季もあるようで、表現も豊か。包み込むようで、癒しの術もあって、個人的に好きだな


4. Turn Around And Love You
小さな音ながらも、ヴォーカルの表現の幅が広く、奥行きもしっかりたっぷり。掴み所はないスウィング感、この混沌さ・ダーク感がたまらない
5. I'm Only A Woman
オルガンだけで歌われゴスペルぽいけど、清楚に・時にビブラートを聴かせて歌われる淑やかな歌唱は単に美なバラード寄り
6. Let's Go Somewhere And Love
楽しいサウンドになってきたと思ったら溌剌と高音が自然と出たり、実力はやっぱ備えてるなぁ。アレサの「Baby I Love You」みたいなタララン系
7. You Better Know It
B面はギターをシャカシャカ、結構な圧があって、女声コーラスも加わり今までと異なるアレンジ。ピアノも跳躍、マージーも負けじとインパクト。ソウルとして最も面白い全体、ファンクにも近い
8. Touch Your Woman
あっけらかんと歌われつつも、力は漲って聴いてて貫き度が絶妙に心地よい。コーラスがゴスペル調、聴きようによってはマージーもそんな本質がありそう
9. I'll Take Care Of You
ちょっぴり暗さがありつつも、守るべきものに対して誠実であれ、アドリブ風に繋いでいく勇ましいヴォーカルは控え目的ながら凄み
10. I'm So Glad I'm Your Woman
サラリと歌われつつも、サウンドがしっとり上質。巧みな全体に沿って、マージーのスーパーヴォーカルも自然と術至るところで披露
11. How Do You Spell Love
力強さが快適、抜けるようなサウンドに、マージーの精神力。とにかく文句なしのソウル、60年代を継承し、70年代にてエッセンス加えた絶妙。これはアリフの才能だな


12. I'd Rather Go Blind
ラストはしっとり、アルバムを閉じるのに無敵な音とヴォーカル。とにかく全体のバランスが素晴らしい。リピートしても脂っこくなく、どんどん心に沁み渉るぞコリャ

12曲・45分半。まだ1枚も彼女をレビューしてなかったことに、アレレ。今後、レビューしてきたいと思います。改めて本作は、素敵だなぁと思えるんだけど、やっぱりパンチだけが総合的に足りなかったってことかな。アレサの当時の作品の音が好きな自分は、似た全体にて親近感みたいなものが湧いちゃいました。

マージー・ジョセフ
マージー・ジョセフ
ワーナーミュージック・ジャパン
2012-10-03

マージー・ジョセフ(紙ジャケット仕様)
マージー・ジョセフ
ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション
2007-02-21

Margie Joseph
Margie Joseph
Collector's Choice
2008-03-11

Original Album Series
Margie Joseph
Warner Bros UK
2010-08-10