10788パティ・ブルックス、Casablanca からAtlantic 関連のMirage移籍第1弾・通算5作目。1970年代後半に"After Dark" で超絶ダンスヒットを飛ばしてますが、以降はチャート的にも芳しく無いようで。。彼女を知ったのは、2010年にリイシューされた『Love Shook / Our Ms Brooks』の不思議なジャケからで、それが結構安価になってて購入して、で、その後くらいに本作のリイシューが既にされていたことを知り、これはダビングしてもらって聴いてる感じです。

1.Everytime I Turn Around
ヴォーカルとしては、優しく歌われるNatalie Cole って感じかな。力強さの他、節々、挿入部なんかは酷似。なので、バラードとしてはアダコン気質高く、ダンスの女王としての響きは全然
2.Dr. Ruth
当時の弾け、まるでフットルース。ぶつくさ歌われつつ、リズムはMiami Sound Machine なんかにも近い?キャッチーではあるかもしれないけど、勢いで押し切っている印象


3.She's Back In Town
ダンクラのリズムにて、ベースラインやコーラスの響き、更にDonna Summer のような膨らみあるヴォーカルの片鱗もあって、当時勝負できる器をあれこれ
4.In My World
タイトル曲、妖艶だったり、ミドルで安定感あれ、なんか空中分解しそうなホワワンとした感触。Diana Ross 的な柔らかさまで。あれこれ表現持ったシンガーに感じます
5.Medley : Fever / Feel The Fire
B面スタート、3分半ながらメドレー形式。これもナタリーぽい、おどけたサウンドを武器に、結構あれこれ歌術を使って進行。楽しい流れ、抑揚、アグレッシヴになれるんだけど、ホーンは安っぽい、ストリングスは何気に絶妙
6.Castles In The Sand
流行サウンドを取り入れてるわけではないので、結構今でも芯に響く。更に、メロディも説得力あるヴォーカルも、音の上げ下げも、入れ抜き抜群。これは、かなり質の高い突き進みバラードに感じてます
7.I Couldn't Live Without Your Love
明るき高音にて歌うヴォーカルは、Donna Summer似、ルンルンしててちょっとポップだけど、ホーンにしてもコーラスにしても、上質。これは隠れた名盤だぞ!
8.Too Many Fish In The Sea
ラストは2曲目に近い急ぎ気味の音。これが実際は彼女の代名詞的サウンドだったんだろうね。ただ、今聴くと明らかにバラードのほうが良い。でも、この手の曲もうまくこなしてる

8曲・34分ちょい、このシンガーについてはレアな部類だけど、かなり歌技術持ってて、モノマネとかさせたらあれこれ楽しいエンタメ楽しめそうな妄想。ジャケの感じ、ディスコテック除けば、基本は上質な世界観をリズム問わず表現。ゆえに、隠れた名盤、フリーソウル的な解釈出来る曲も。なかなかの発見でした!

In My World
Pattie Brooks
Funky Town Grooves
2009-11-17

In My World
Pattie Brooks
Imports
2010-11-16