パティ・ラベル、当時34歳。1年振りとなるソロ2作目はR&B39位・POP129位を記録。ラベル時代だけでなく、ソロも70年代くらいはあんまり印象に無く(聴きこんでなく)、それよりは大御所扱いの80年代後半以降あたりがライヴ含め見モノになったなぁと。ただ、自分は初期の作品は2in1 やら3in2 などの形式でリイシューされてお手軽だったことも有り入手済。ま、気まぐれレビューです。1. Save The Last Dance For Me
The Drifters 1960年の大ヒット曲をダンサブルなサンバ的な音でカヴァー。パティは豪快というか、線が細いながらもアドリブ利かせながらTina Turner ばりに独自歌唱
2. Monkey See Monkey Do
ダンクラ的にベースを構えて、でも決してダンスではなく、当時の音を最全盛に用いたウネウネした展開
3. Little Girls
2ndシングル、R&B60位を記録。まったりした中、パティらしさの無い低域とファルセットを根ざした穏やかなバラード。どこまでも爆発を抑えて、それが涙を誘いそうな7分に及ぶ静かな熱量、響く
4. You Make It So Hard (To Say No)
あっけらかんホーン如く、パティも当時から遊ばれたようなネットリしたヴォーカルで延々。高域も好調、昔からの味なんだよね。ほのぼの豊かな気分
5. Teach Me Tonight (Me Gusta Tu Baile)
1stシングル、R&B51位を記録。ラテンの感触、まさかの70年代後半にこの挑戦。でも望んでないというか…。一部ラテン語も。決して、他のラテンと大きな違いってわけでは無さそう
6. Quiet Time
音は薄め、静かに伝う。ゴスペルを前面にその迫力・怪力は流石。クワイアも盛りたてるけど、構成が何とも素晴らしい。
7. Don't Let Go
ちょっぴり掴み所は低いかも、淡々と中域を進行。あとは強引にメロディで引き伸ばす。軸はピアノとドラムが同じ立ち位置でタンタカタン
8. I See Home
ゴスペルぽくもあるけど、先取りアダコンの雰囲気も。あまりにも個性的なヴォーカルだからそれをかき乱し、迫力が強まるという傾向
9. Eyes In The Back Of My Head
テンポアップなダンスチューン、ベースラインは良し、ギター等の演奏もなかなか。だけど、Bette Midler のような歌劇のようでキャラ変化って感じで自然に楽しめない…
9曲・49分弱、でもwiki なんかを見ると"Teach Me Tonight" なる曲が10曲目に…単体CDとかが出てボートラに別ヴァージョン収録???コンセプトがグチャグチャな作品と思いました、故にテイスティ?なんだろ、もっとソロとしての革新に固執しても、と思いきや、どうにも爆発だったり、遊びの曲だったり、そのへんのせいでアルバムの堪能度が低下、、久々に、嗚呼、って感じの感想です。
<過去レビュー>
1976年 Chameleon (Labelle)
1977年 Patti Labelle
1989年 Be Yourself<
2000年 When A Woman Loves
2002年 Way Up There
2007年 Miss Patti's Christmas
2008年 Back To Now (Labelle)
