
1. A Rose Is Still A Rose
1stシングル、R&B5位・POP26位を記録。 Edie Brickell & the New Bohemians "What I Am" サンプリング。何より32歳もの年の差ながら、絶頂期Lauryn Hill に作・Pro. ・コーラスまでも委ねた新境地。イントロからゾクゾク!PVではアレサが女神状態で若者を諭すストーリー。低域から高域まで、まるでアレサ版ヒップホップソウルとでも言うべくクールなR&B。
2. Never Leave You Again
前曲との流れも素晴らしい、心地よくスムーシーなR&B。ミディアムスロウで夏の涼やかな風を感じるようで、ささやかなスクラッチや後半のスキャット等、聴きどころ多し!Sean "Puffy" Combs ・Kelly Price 共作、更にケリプラはコーラスも 。本作随一と推す声も多い程に名曲だなぁ
3. In Case You Forgot
プロモ止りながら3rdシングル。Daryl Simmons pro. 、ちょっと古めかしいイントロから、なんか惹かれてしまうオールド意識のアダコンソウル。シングルver. はイントロエディットで10秒ほど短縮だったりします
4. Here We Go Again
2ndシングル、R&B24位・POP76位を記録。アルバム・先行シングルのヒットで気を良くしたか、気を緩ませてしまったか、残念ながらPVはDivas Live 映像からの加工に留まってしまってます。それでも、アレサの歴史上、最後のPOP100位・R&B40位ヒット。Jermaine Dupri pro. ・Change ft. Luther Vandross "The Glow of Love"サンプリング。控え目ながら、アレサの魅力しっかり詰まり
5. Every Lil' Bit Hurts
ようやくバラード、前曲同様にJD pro. 、畳みかけるような進行、コーラスに甘み。後半のアレサのエモーショナルさは、他の誰もが出せないような突き抜ける魅力
6. In The Morning
プロモ止りながら4thシングル(元々は2ndシングルのCW)。恐らく評判が良かったからの本格シングル扱いになったんだろうなぁ。個人的に、この曲の中盤以降の高音にはいつもゾクゾク、もしかしたら本作で最もツボかもと思うくらい。Daryl Simmons pro. ・シングルver.は数秒短い程度だけど、ちゃんと後半エディット
7. I'll Dip
アレサらしくないけど、挑戦した楽曲。当時のDallas Austin らしさが出まくり、作・pro. にて。ちょっと歌いにくそうだけど、彼女流料理
8. How Many Times
プロモ止りながら本作からのラスト5thシングル。Narada Michael Walden pro. 、元はJordan Hill だっけな。ちょっぴりモッサリ聴こえるのは、他のプロデューサーの手腕が歴然としてるからのよう、ナラダは全盛期を80年代に残してきちゃった印象
9. Watch My Back
元Soul Children, Norman West 作・Narada Michael Walden pro. 、これも新しみは薄いけどアレサ的には革新求めてる印象、テンポアップだけどこなしている感じかな
10. Love Pangs
Michael J. Powell pro. ジャズ的、ミディアムスロウで浸れるバラード。どこまでも突き詰める感じがツボ
11. The Woman
4thシングルCW。ラストはアレサ自作・pro. にて8分近いバラード、後半は完全に自身のピアノで表現。シングルver. は2分近く後奏フェードアウト
<Bonus>
12. A Rose Is Still A Rose (Love To Infinity Rhythm Radio Mix)
数あるリミックスが用意されましたが、最もエアプレイとして重宝されたヴァージョンが、国内盤ボートラ。ちょっと早回し気味で賛否あるけど攻めてる感じが個人的にはお気に
11曲・51分半、日本のみ12曲・55分半。1998年を代表するR&Bアルバム。格が違います。当時の旬のプロデューサーも程良く参加し、アレサを失わず、新たなファンにアプローチするべく曲が多々。後半は多少ゆったりと聴かせる感じですが、それも含めて本来のアレサらしい作品になっている気がします。魅力が失われてない素晴らしいアルバム!