
1. Chain Of Fools
2ndシングル、R&B1位・POP2位を記録。Don Covay 作・後に自身もセルフカヴァー。モッサリしてるけど展開が見事、ソウルの凝縮。本当多くのシンガーにカヴァーされているし、自身も後にElton John, Smokey Robinson & Rod Stewart はたまたMariah Carey とライヴ共演する等、とにかくこの3分がソウルに与えた影響は測り知れず
2. Money Won't Change You
James Brown カヴァー、完全自身の軽快な曲として消化。マッスルショールズのご機嫌フレイヴァー
3. People Get Ready
The Impression カヴァー、絶頂の高域カヴァー。とにかく感情の揺さぶりなんて無い位に猛進するヴォーカル勇ましい
4. Niki Hoeky
小休止にあたるかもしれないけど、パワー冷めること無し。とにかくクオリティ半端無く、ぐいぐい迫る勢い燦然
5. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman
1stシングル、R&B2位・POP8位を記録。Gerry Goffin & Carole King 作、ソウルだけでなくアメリカンミュージックにおけるクラシックに到達している超名曲。これは聴いて感動するしか無い
6. Since You've Been Gone (Sweet Sweet Baby)
3rdシングル、R&B1位・POP5位を記録。当時の夫Ted White とアレサの共作、ぐいぐいパワーを高めていくスーパーヴォーカルがとにかく惹きこまれ、若干2分半なのに威力半端無い
7. Good To Me As I Am To You
前曲と同じコンビで制作も、注目はThe Cream 時代のEric Clapton ギター参加。ちょろまか耳ダンボな音、ブルージー。アレサはこのような音にも動じず個性でグイグイ
8. Come Back Baby
Ray Charles カヴァー、これもパワーが凄い!ライヴなんかでも一際グルーヴィー・ジャンプ。当時のアレサの凄みが十分にパック
9. Groovin'
The Young Rascals カヴァー、ふわっとしたライト級で安心感と優しさ。こういった表現もソウルの味わいなんだなぁと
10. Ain't No Way
3rdシングルB面ながら、R&B9位・POP16位を記録。ラストは妹Carolyn Franklin 作・単独でCissy Houson の超高域のコーラスも本曲の特徴!!唯一4分台に亘る聴かせるバラード、流れも巧みで、アレサの堂々たる名曲。数々のシンガーがカヴァーする登竜門的にもなってます
<Bonus>
11. Chain Of Fools (Unedited Version)
1972年のベストThe Best of Aretha Franklin (QD) 収録だったver. を、イントロが1分以上長く、後奏それなりに長めに、嬉しい追加収録
12. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman (Mono Single Version)
ここからの3曲はステレオじゃなくモノラル音源、聴き比べ
13. Since You've Been Gone (Sweet Sweet Baby) (Mono Single Version)
ちょっと歪んでる印象、マスターテープ起因かな、声が割れているようにも。演奏が淡々としている印象も
14. Ain't No Way (Mono Single Version)
これはツウならではだけど、哀愁感が絶妙に増すんだよなぁ、だからモノとステレオの違いって結構深い
本編10曲・30分程、ボートラ4曲追加で44分程。とにかく濃いソウル体験、これを聴かずしてソウルは語れないほどの凄い力が溢れてる。演奏陣の気合・才能 更に作家陣も半端無いなぁと。現在では盤の音質も上がり、色々と選択肢増えました、自分は2013年リマスターが今の愛聴盤。あとは1995年の輸入盤も何気に重宝。紙ジャケも、
ARETHA FRANKLIN(アレサ・フランクリン)
Warner Music
2010-02-27