オーティス・クレイ、日本での絶大な人気を誇るソウルシンガーとして日本でのライヴ盤第2弾(1枚目は1978年4月13日&14日、東京でのライヴ録音のよう)。本作は1983年10月22日東京郵便貯金ホール(現メルパルクホール)での録音、実際はLPで当時リリースされていたものと思われますが、1991年にCD化。自分はLAで輸入盤でゲット、カット盤でした。Hiroshi Asada pro. と記載有り、オーティス自身相当日本の面々に委ねていたんだろうなぁと推測。1. Hard Working Woman
コンニチワー!からスタート。ノリあるギター、ハイパーブルース、当時41歳のウネリ、ずっとソウルが棚引く最高。とにかくご機嫌に熱く維持できるヴォーカルは凄み
2. Here I Am (Come and Take Me)
Al Green 名曲!場内の盛り上がりも既に到達、ミディアムスロウに唄い紡ぎつつ、しっぽりブルージー。熱烈に押し通すパワーは変わらず
3. Love Don't Love Nobody
ピアノ・ホーンが美しい、スロウでリリックを大切に歌うオーティスが愛しく。哀愁あり、切実さあり、気持をクールダウンしたい時にホッコリ
4. Nickel and A Nail
叩きつけるようなビートにヴォーカル、淡々とロードを行く様相。男気ある張り裂けがどこまでも響き伝う
5. Precious, Precious
オーティスと言えば、この曲かな。これは映像でしびれたいんだけど、十分音源でもただただ彼の音楽愛が伝わる、正に正統派メロウソウル。実に14分近くの名唱
6. Holding On To A Dying Love
George Jackson 作、軽やかにカウントリー風味に、ただうねるヴォーカルは十分ソウル。どこまでも直球なんは甘酸っぱく
7. His Precious Love
波止場の歌謡ソウル、歌われも継承。ゆったり、もっさり、さっくり。彼には演歌ぽいタメ、コブシが似合うなぁとつくづく
8. Love and Happiness / Soul Man
ラストは5曲目にも負けず劣らず、Al Green, Isaac Hayes メドレー。盛り上がり必至、序盤はタメつつも、個人的にベースラインが惹き。ホーンは変わらないムード。7分半くらいから曲が変わり、音は変わらないのにフック入れ始めてコッケイ、でもこの辺りの真面目さが憎い!そうは言っても後半は音もヴォーカルもハイライト、高音を飛ばし気味
8曲・65分のボリューム。真面目ソウル、相当に王道だなぁと。ちょっと音に変わり映えがないので飽きちゃうかもしれないけど、普通にパワーを受け続けられる作品。オーティスの気丈までの堂々っぷりはソウル好きにはニンマリ。今から30年前かぁ、まだまだ彼は親日的に評価維持なはず!
※1983年日本でのライヴ(おまけリンク)
<過去レビュー>
2005年 Respect Yourself

