20140331_195334ライオネル・リッチー、27年振りの来日公演。1987年後楽園球場でのライヴ以来、今回は横浜・神戸・そして最終日が東京。All Night Long Tour と題し、アジアかなりの数を廻りつつ展開される世界ツアー。リッチーはイギリス・アメリカでの活動は継続的でしたが、日本を3か所廻るとは…正直賭けというか、主催者もそこまでしてでも呼ぶべき大物という扱いだったんだと思います。

ただし、前方チケットはプレミアシートとして15000円、売行きは微妙だったぽいけど、そこだけは売れ切れ扱いみたいで。ただ、武道館においては2階席はそれなりにはいってましたが(それでも招待の方多そう、入場の際に関係者席の行列長かったし)、1階席は空席が分かりやすく目立つ始末。更にスタンドの端はそれぞれ暗幕…。嫌な予感ながらも、リッチーを快く迎えたい気分。3月31日、世間的には年度末、そして月曜日。。。そんなサイテーな日程の中、19時開演に余裕を持たせるスケジューリングにて行ってまいりました。千鳥ヶ淵はライトアップ少なすぎるものの桜は最高な咲き乱れ。年配の人が多いためか、ゆったりした感じで武道館へ行き交う人並み。グッズ関連は全部館内販売だったので、しっぽり入場。

武道館って、本当通路が狭かったり、トイレが少なかったり、の割に自販だけは多かったり、というかそもそも古かったり…と思いながらアリーナへ。結構人が多かったことは救いというか、ライヴへのワクワクは高まりつつ。今回は、何とも中央ブロックA5(A6よりも中央だったかも)の、前2列目!まじステージ近いし。

20140331_20425919:00丁度にライヴはスタート、律儀過ぎ。結構新しめの"Just For You" からスタート。やっぱ、暗転、光の演出はカッコイイ。更にリッチーの60過ぎたヴォーカルも未だ衰え知らずでカッコ良過ぎ!汗、動き、表情全部が見える(スクリーンでも見えるけど)、更にたまにスクリーンに目をやると自分も映ったりしてるからキマヅイ。。。

"Penny Lover" "Brick House" "Endless Love" "All Night Long" "Stuck On You" …キリがない程のヒットパレード。70−80年代の曲が中心、親しみのあるキャラ・ステージで武道館を包み込むリッチー、素敵だよなぁ。でも、バンドは計5名?少ない、もっと音圧あるステージに期待したい規模のアーティストだったんだけど。

曲はあれこれ感想もあるし、リスナーとして、客として、前方からのステージ・後方を見渡して、色々思うところがあったけど、手抜き無いステージの応酬は、15000円の価値はあるなぁと実感。衣装チェンジというか上着チェンジ2回。ラストのWe Are The World は反則、日本ビイキですね。ただ、どの曲もメロディがスーッとはいってくるのが特徴というか、惹きこまれるが所以。この集客だと次の来日は相当壁があると思ったけど、リッチーのステージングを日本で観れて嬉しかった!ライヴDVDの世界観とは若干低くなれど、日本をちゃんとマーケットとしていることが感じられて、日本人ナイズの分かりやすいライヴにしてくれたのも嬉しかったなぁ!とにかく満足な夜、リッチー、再度来日して次はもっと広い世代での曲披露を期待しちゃってたりします!!