61OB2ViBreL__SL160_ イヴリン・シャンペン・キング、大ヒット(R&B1位・2プラチナ)の前作から1年3ヶ月振り・デビューからのRCA6作目はR&B24位・POP91位を記録と、大幅ランクダウン。このジャケットは知ってたし、彼女のCDはDionne Warwick, Linda Lewis (Linda Jones では無かったはず)の廉価3枚組CDを買ったままだったんですが、先日何ともお得にユニオン池袋店にて有ったため捕獲。ボートラも豊富。、2011年Funky Town Grooves からのリイシューなので期待できる内容かも?!

1. Action (Remix)
1stシングル、R&B16位・POP75位・Dance13位を記録。David Todd & Nikki Martinelliリミックス。グルーヴィで心地はなかなか、ダンスミュージックの先端にありそう。それも83年のこのエッジはなかなか、80年代後半のジャネットなんかと印象被ったし。ベースラインも憎い!


2. Face To Face
シンセも荒め、ヴォーカルもかなりキック!掴み所よりも、とにかく勢いな感じがするな。歌も結構パワフルで聴き応え
3. Shake Down (Remix)
2ndシングル、R&B12位・POP107位・Dance34位を記録。これも時代の割に先を得ているような。リミックス担当はTony Humphries、前2曲と比べると探りと、静粛さえ感じるような、じっくり確かめるような進行


4. Tell Me Something Good
個人的にはChaka Khan を想起したけどそれとは異曲。テンポも絶妙にダンス、普通にご機嫌にダンサブル。ギターやらヴォーカルの安定感もって抜群
5. Don't It Feel Good
粒切りのようなヴォーカル、流行と落ち着きを孕め、更に疾走感も。コーラスの突如の高域など驚く要素あれこれ
6. Makin' Me So Proud
しっとりアダコン状態、こんなヴォーカルに変化するとは。凄い強烈から、しなやかに。浸れる程に柔らかく
7. Givin' You My Love (What Cha Gonna Do With It)
リズムだけは一聴当時感だけど、それ以外はご機嫌。コーラスにしても時代をうまく脱皮できた感が個人的惹きに
8. Teenager
3rdシングル、R&B28位を記録。シンセで遊んで古めかしく、抜きの1曲とて見逃し。でもヴォーカルはセクシー・アイドル路線に感じて、また新鮮さ


9. Let's Get Crazy
ラストはまるでDiana Ross のような、、、あれこれ曲ジャンル、ヴォーカルセンスを持っててめまぐるしかった印象

<Bonus>
10. Shakedown (Dub Version)
ダブなので、ちょっと休息感あれ、アルバム曲に十数秒足したような尺にて
11. Teenager (12" Version)
アルバム曲よりも更にポップかな、尺もしっかり取られたことで余裕の流れに
12. Action (7" Version)
2分半も大胆に削られ、荒削りさはないけど、彼女のセンス凝縮
13. Shakedown (7" Version)
この曲と言えば、こちらの印象が強いのかな、ノーマル仕様

9曲・43分、ボートラ4曲追加で計62分。彼女の作品をしっかり聴くのは初めてだったけど興味深い魅力を持ったアーティストだなぁと。特に前半かっ飛ばされたからこそ、後半みるみる柔軟さを見せるそのヴォーカルに凄みをたんまり。これはまだまだ追及するべしを感じましたったら。

Face To Face ~ Expanded Edition
Evelyn 'Champagne' King
Bbr
2012-01-17

FACE TO FACE (EXPANDED EDITION)
Evelyn King
FTG RECORDS
2011-09-02

フェイス・トゥ・フェイス
イヴリン・シャンペン・キング
SOLID
2012-03-14