51c-MefufAL__SL160_岡村ちゃんのニューシングル、ライヴも続々、曲も続々登場。今回はキャリア最高位を記録した前シングルから約半年のスパンでリリースされた、自身の名を冠した曲としては初となるコラボシングルで、なんと今回もまた自身の記録を更新する最高位オリコン12位を記録!岡村ちゃんの売上が伸びているというよりはCD低迷期になっても未だ劣らないファン数維持。 2曲で1200円超とお高いながら、デジパック仕様で漫画家 久保ミツロウによる20ページ以上に及ぶ漫画貼付。更に、Base Ball Bear(BBB)の小出祐介との共演シングルですが(年齢差20歳くらい?)、本当だいぶ昔から(20年近く前から?)作詞が書けなくなって音楽リリース中断を繰り返してた彼だけど、今回は彼に詩を依頼。それでもって、一部彼にも歌ってもらったりして異色の曲が誕生しました。ジャケの二人が寝そべってるイラストもポップ。GW前後にもライヴ精力的だったけど、今夏のライヴフェス出演も決まったりして、未だ話題に。曲数少ないので、敢えてダラダラ書きましたが、2曲のみサラッとレビュー。

1. 愛はおしゃれじゃない
ネバっとしたヴォーカルで滑舌心配な部分あれど、爽やかなギターで奏でるサウンドで、早口気味のリリックもさらっとこなしている感じかな。歌詞は未だに青春、岡村ちゃんをオマージュするような詩がイイネ!ただ、共演の小出祐介って、コーネリアスみたいに細いヴォーカル…でも、男女関係なく、こういうふわっとしたヴォーカルを歓迎する傾向あるな、岡村ちゃん。正直、デュエットって妙な想いあったんだけど、だんだん馴染んできました。前シングルより分かりやすいポップ更に邁進


2. ラブビデオ
小出氏からスタート、でも岡村ちゃんの番になるとベテランというか、大御所ならではの歌われに凄み歴然。ただ、昔みたいな癖が少なく、曲に流れて淡々としてしまう気もするけど、その辺はちょっと残念。でも、こういうサウンドは歓迎だけど、ライヴだとなかなか厳しそう。テーマ、こういう詩はありそうだったけど、岡村ちゃん書かなそう、賛否だなぁ。曲と詩のアンバランスがある気がする―

2曲・9分半、短いシングルだけど、岡村ちゃんの魅力がまたまた新たに紡がれて好印象。ここまでシングル連発であれば、あとちょいでフルアルバム出来上がっちゃう感じだけど。いつになるだと、もう完全オリジナルアルバム前作から10年経つ…あと、ミーハーだけど、今のオリコンの意味はよく分からないけど、折角だから次回作以降で初のシングルベスト10入り目指してほしかったり!

<過去レビュー>
1989年 靖幸
1990年 家庭教師
1995年 禁じられた生きがい
1995年 Peach X'mas
2003年 The Album 岡村と卓球
2004年 Me-imi
2004年 Symposium ~フレッシュボーイ TOUR 2003~
2005年 ビジネス
2005年 Archives 1 (アルバム未収録曲集CD)
2007年 Me-imi (Platinum Edition)
2011年 エチケット(パープルジャケット)
2011年 エチケット(ピンクジャケット)
2013年 渡辺美里への岡村靖幸提供・参加、計23曲
2013年 ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987
2014年 ビバナミダ(スペース☆ダンディ盤)

愛はおしゃれじゃない
岡村靖幸 w 小出祐介
SPACE SHOWER MUSIC
2014-04-02