
1. Love Me (Right In The Pocket)
恋の歌自体が、実際彼の黒歴史のような気もするけど、サウンドはまだまだメッセージ性の強い時期ならでは、OST Superfly なんかにも言えるゴリゴリした灰汁が詰まってて聴き応え、スリリング
2. So You Don't Love Me
ほんわか青春の1ページ、カントリーのようで、夢の中のようで。こういう美世界にこだわっていったのも彼の特徴かな、歌や声というよりも、控えめにも輝く浮遊、自分としては彼の音はそれも好きだけど若干消化不良系
3. A Prayer
ハモリ?重ねてファルセットで歌う曲自体、甘茶を通り越した緩さ、骨抜き。これは、初期ファンからしたら、行きついてしまったかぁと諦めかも。テーマが、完全に恋
4. Mother's Son
1stシングル、R&B15位を記録。救いのファンクサウンド、ソウル寄りもロックに近い運び。カーティスよりも音の惹き。ただ、あんまり主張が強く無いので、BGM的に流し
5. Cannot Find A Way
ストリングスばっちり、1999年リリースのDJ Mix CD が好きだったこともあり、これは前半に出てきた曲で、イントロからワクワクになっちゃう自分が。これは曲としても、カーティスのヴォーカルの挿入バランスも絶妙。声グニョングニョンだけど、周りの音が良い感じでサポートしまくり
6. Ain't No Love Lost
ラストはさっくり3分半、音は油断なきシカゴ的な重厚さ。リリックも多めにメッセージを飛ばしていく、かなり浸透してくる!
6曲・33分半の短さ、ゆえに自分はSweet Exorcist との2in1 デジパックにて購入しています。全体的に恋がテーマになってきたので、ちょっと首傾げだけど、4-5曲目あたりは今までの調子で聴けるかな。リマスタリングのせいなのか、こんなにカーティスって声小さかったっけ?って思うくらい、まだ全盛期少し落ちたくらいの時期だと思うけど、ちょっと弱々しさが気になるかも。
<過去レビュー>
1968年 We're Winner The Impressions
1971年 Roots
1973年 Back To The World
1973年 Preacher Man The Impressions (without Curtis Mayfield)
1977年 Never Say You Can't Survive
1978年 Do It All Night
1979年 Heartbeat
1988年 Live at Ronnie Scott's (CD)
1988年 Live at Ronnie Scott's (DVD)
1990年 Superfly 1990 (ft. Ice-T)
1999年 Move On Up : The Singles Anthology 1970-90
2008年 Movin' On Up : The Music and Message of & The Impressions