album-rachelle-ferrellラシェル・フェレルの2年振りとなる2nd、R&B25位・POP161位を記録。邦題、ポートレイト。とにかく彼女の魅力は技術的にも素晴らしい歌。自分はYouTubeでネットサーフィンしては彼女の凄みに驚かされるというか。チャートヒットは本作だけっぽいし、アルバムもそこまで出してるわけじゃないけど、Ledisi, Kelly Price を圧倒するヴォーカルを示している映像だったり、フルライヴでも相当別格だなぁと。よくある歌が上手いポップランキングなんかでも、案外上位に食い込んでくるし。そんなわけで、自分は彼女の初アルバムゲットです。ほぼGeorge Duke pro. となっています。

1. I'm Special
優しく包み込むようなヴォーカル、ジャジーR&Bというか、アルバムだと落ち着き感はあるけど、奥行きがタマラナイ!!
2. Welcome To My Love
2ndシングル、R&B42位を記録。当時のサウンドって感じだけど、ゆったり心地よく古臭さは薄め。独特のまどろみなヴォーカル、惹きこまれます


3. Waiting
この曲と9曲目はMichael J. Powell pro. 、しっとりした中で低域の獅子のようなヴォーカルは強烈なインパクト。でも全体はWhitney Houston にも近い優しさ満面。とにかく息遣いが超絶
4. It Only Took A Minute
ダンサブルなサウンドも、質の高い全体に変えてしまうのは彼女の底力。低域まですべてがファルセットにも感じる程滑らかな進行。高域をバシバシ出さずも、魔術のように階段を駆け上がるよう
5. With Open Arms
4thシングル、R&B68位を記録。スウィートな大人な夜を演出してくれる、素敵な食事・お酒なんかにもフィットしそうだなぁ。吹き付けるヴォーカル、男性(本人?)のアドリブなんかも抑揚になって効果的に


6. 'Til You Come Back To Me
1stシングル、R&B19位を記録。邦題、あの愛をもう一度。透明感ある揺らぎのバラード、とにかくそっと歌うヴォーカルが繋がれていき、どこまでも上質


7. You Can't Get (Until You Learn To Start Giving)
ちょいダンス、セルフコーラスなんかは艶やかだし。スピード上がっても、どこまでも動じないラシェルの堂々っぷり、乱れなんて一切がっさい
8. Nothing Has Ever Felt Like This (with Will Downing)
3rdシングル、R&B72位を記録。Barry J. Estmond pro.、対称的なヴォーカルも、サビでの絶妙な息の相方は鳥肌!特にラシェルの高域がたまらない!


9. I Know You Love Me
若干曲調はこれまでと違って、楽しげ。でもヴォーカルの安定感はさすが、ただ音が若干当時のダンスとして古さが目立つ…
10. Sentimental
メロディとリリックを大事に歌うのが分かる曲、丁寧で、ヴォーカルの美しさが際立って半端ない!でも、結構あっさりした全体
11. Could've Fooled Me
広がりがある一方、コーラスと共に説得力をベースにしたような創り。滑るようにヴォーカルを泳がせ、サウンドともに圧が増し!
12. Too Late
歯切れよく、多種な声を出してくるなぁと。包容力だったり、強めだったり、でもうまくしんなりしているのが彼女の術、高域も伸びが素敵過ぎる
13. Peace On Earth
ラストはラシェルのセルフpro.、得意のピアノでしっとり。なんか、歌が上手いだけじゃなくて、しっかり思いを届ける事ができるシンガー、強烈に素晴らしい

13曲・66分、全体的に何ともクオリティが高いなぁと。その一方で、やっぱり彼女は年を経るごとに磨きがかかるライヴにこそ魅力。なので、ライヴは一度観てみたいアーティスト。フェスなんかも積極的に出ているので、いつか!とにかく彼女みたいなシンガーは、有名シンガーとの共演とかでももっと評価されてほしいんだけど、彼女から拒んでるとしか思えないくらい。満足ほっこりな作品ですが、やっぱライヴだなぁ。

Rachelle Ferrell
Rachelle Ferrell
Capitol
1992-09-08

ポートレイト
ラシェル・フェレル
EMIミュージック・ジャパン
1992-08-26