/>スモーキー・ロビンソン、前作新旧曲の織り交ぜライヴ盤から4年振りとなる作品はデュエット作、かなりの好成績となるR&B2位・POP12位を記録。今回はVerve からのリリースでプロモも以前より力が入っていた模様。更に、彼は作者・プロデューサーとしても有名な人物。自身の曲を新旧シンガーと歌えば、そりゃ再評価ってのは分かってた話かもしれないけど、このような大御所の受け入れられは嬉しい限り。
1. The Tracks Of My Tears (ft. Elton John)
1965年Miracles 時代R&B2位・POP16位を記録。1993年には他にAretha Franklin, Rod Stewart の計4人で"Chain of Fools" をライヴ共演してたのが思い出されますが、大御所同士のレコーディング実現は嬉しいところ。元々哀愁ある曲だったけど、いぶし銀きかせて、生まれ変わったエヴァーグリーンに。スモーキー自体はかなり声が細くなっちゃってるけど…
2. You Really Got A Hold On Me (ft. Steven Tyler)
1962年R&B1位・POP8位を記録。スティーヴン・タイラーは声を潰すようにクールに歌唱、カッケー。スモーキーは弱々しくも、彼を楽しむような共演
3. My Girl (ft. Miguel, Aloe Blacc, JC Chasez)
1964年The Temptations R&B・POP1位を記録。ここでないと実現できないような、ミゲルにアロー・ブラックという、まるでライヴ企画のような共演。しっとり歌い、指パッチンで温故知新。4者揃っても声の良さを痛感
4. Cruisin' (ft. Jessie J)
1979年R&B・POP4位を記録、今じゃAriana Grande, Nicki MInaji と共演ヒットさせている最中だったりするけど、基本立ち返りで歌う彼女は微笑ましい(元々ジェシーはソウル影響強い)。この共演はオリジナル関係なしに、新たな新曲のように二人の折り重なりが素晴らしい
5. Quiet Storm (ft. John Legend)
1976年R&B25位・POP67位を記録。オリジナルとは変わって、しっとり歌われる、正にクワイエット・ストーム。結構なパートをジョンに任せ、スモーキーは音に酔って口ずさむ感じかな
6. The Way You Do (The Things You Do) (ft. CeeLo Green)
1964年The Temptations R&B11位・POP1位を記録。ソウルをご機嫌に楽しみつつ、ヴォーカルのラインを二人重ねて展開、興味深い融合になってる!シーローはクラシカルな曲にフィットするなぁと改めて
7. Being With You (ft. Mary J. Blige)
1981年R&B1位・POP2位を記録、合いそうな共演だけど、どっか別々に歌われているようで、刺さるものが無かったなぁ。なんかメアリーが淡々としてきちゃってるのかな、メンツとしては惹かれても、最近メアリーについてはこういう残念が多いかな、歌は格段に上手くなってるんだけど…
8. Ain't That Peculiar (ft. James Taylor)
1965年Marvin Gaye R&B1位・POP8位を記録。カントリー風味に落ち着いて聴けるのはコレかな、二人ともテンションが中、そこで楽しく歌える大人の渋み…女性コーラスは要らなかったけど、ほのぼの
9. The Tears Of A Clown (ft. Sheryl Crow)
1970年R&B・POP1位を記録。音自体嬉しくなるソウル名曲なんだけど、シェリルってこんな声だっけ、にしても50前後でこの可愛らしさは凄い。スモーキーとの声のバランスもなかなか、結構意表を突かれた共演
10. Ooh Baby Baby (ft. Ledisi)
1965年R&B4位・POP16位を記録。レディシはどんな相手でもうまく裏方に徹することができる立派な表方・裏方って印象。ここではスモーキーへの敬意の払いが素晴らしい、スモーキーも楽しく過去を振り返りながら歌えているよう
11. Get Ready (ft. Gary Barlow)
ラストは音を遊びつつ、フィナーレにふさわしく進化したゲット・レディ!スモーキーは頑張らないと今の存在感が出にくいけど、ゲイリーがうまく裏に徹してて、これまた大御所の良さも出てて好きだなぁ
11曲・43分ほど、今の74歳というスモーキーの年齢を考慮しつつ、改めて名曲の多さ、素晴らしさを旅出来た気分です。大御所たるもの、これくらいの曲数で十分です。共演者も、事前にはもっとブラック寄りを寄せてほしかったと思ったけど、ポップにも及び彼の名曲は、色々なジャンルのシンガーが歌ってこそ世界は広がるようでした。あとは、こういった企画物がまだ数枚出ると嬉しいなぁと思います。
<過去レビュー>
1963年 The Miracles Doin' Mickey's Monkey & The Miracles
1970年 The Season For Miracles & The Miracles
1974年 Pure Smokey
1975年 Quiet Smokey
1977年 Big Time
1979年 Where There's Smoke
2009年 Time Flies When You're Having Fun
1. The Tracks Of My Tears (ft. Elton John)
1965年Miracles 時代R&B2位・POP16位を記録。1993年には他にAretha Franklin, Rod Stewart の計4人で"Chain of Fools" をライヴ共演してたのが思い出されますが、大御所同士のレコーディング実現は嬉しいところ。元々哀愁ある曲だったけど、いぶし銀きかせて、生まれ変わったエヴァーグリーンに。スモーキー自体はかなり声が細くなっちゃってるけど…
2. You Really Got A Hold On Me (ft. Steven Tyler)
1962年R&B1位・POP8位を記録。スティーヴン・タイラーは声を潰すようにクールに歌唱、カッケー。スモーキーは弱々しくも、彼を楽しむような共演
3. My Girl (ft. Miguel, Aloe Blacc, JC Chasez)
1964年The Temptations R&B・POP1位を記録。ここでないと実現できないような、ミゲルにアロー・ブラックという、まるでライヴ企画のような共演。しっとり歌い、指パッチンで温故知新。4者揃っても声の良さを痛感
4. Cruisin' (ft. Jessie J)
1979年R&B・POP4位を記録、今じゃAriana Grande, Nicki MInaji と共演ヒットさせている最中だったりするけど、基本立ち返りで歌う彼女は微笑ましい(元々ジェシーはソウル影響強い)。この共演はオリジナル関係なしに、新たな新曲のように二人の折り重なりが素晴らしい
5. Quiet Storm (ft. John Legend)
1976年R&B25位・POP67位を記録。オリジナルとは変わって、しっとり歌われる、正にクワイエット・ストーム。結構なパートをジョンに任せ、スモーキーは音に酔って口ずさむ感じかな
6. The Way You Do (The Things You Do) (ft. CeeLo Green)
1964年The Temptations R&B11位・POP1位を記録。ソウルをご機嫌に楽しみつつ、ヴォーカルのラインを二人重ねて展開、興味深い融合になってる!シーローはクラシカルな曲にフィットするなぁと改めて
7. Being With You (ft. Mary J. Blige)
1981年R&B1位・POP2位を記録、合いそうな共演だけど、どっか別々に歌われているようで、刺さるものが無かったなぁ。なんかメアリーが淡々としてきちゃってるのかな、メンツとしては惹かれても、最近メアリーについてはこういう残念が多いかな、歌は格段に上手くなってるんだけど…
8. Ain't That Peculiar (ft. James Taylor)
1965年Marvin Gaye R&B1位・POP8位を記録。カントリー風味に落ち着いて聴けるのはコレかな、二人ともテンションが中、そこで楽しく歌える大人の渋み…女性コーラスは要らなかったけど、ほのぼの
9. The Tears Of A Clown (ft. Sheryl Crow)
1970年R&B・POP1位を記録。音自体嬉しくなるソウル名曲なんだけど、シェリルってこんな声だっけ、にしても50前後でこの可愛らしさは凄い。スモーキーとの声のバランスもなかなか、結構意表を突かれた共演
10. Ooh Baby Baby (ft. Ledisi)
1965年R&B4位・POP16位を記録。レディシはどんな相手でもうまく裏方に徹することができる立派な表方・裏方って印象。ここではスモーキーへの敬意の払いが素晴らしい、スモーキーも楽しく過去を振り返りながら歌えているよう
11. Get Ready (ft. Gary Barlow)
ラストは音を遊びつつ、フィナーレにふさわしく進化したゲット・レディ!スモーキーは頑張らないと今の存在感が出にくいけど、ゲイリーがうまく裏に徹してて、これまた大御所の良さも出てて好きだなぁ
11曲・43分ほど、今の74歳というスモーキーの年齢を考慮しつつ、改めて名曲の多さ、素晴らしさを旅出来た気分です。大御所たるもの、これくらいの曲数で十分です。共演者も、事前にはもっとブラック寄りを寄せてほしかったと思ったけど、ポップにも及び彼の名曲は、色々なジャンルのシンガーが歌ってこそ世界は広がるようでした。あとは、こういった企画物がまだ数枚出ると嬉しいなぁと思います。
<過去レビュー>
1963年 The Miracles Doin' Mickey's Monkey & The Miracles
1970年 The Season For Miracles & The Miracles
1974年 Pure Smokey
1975年 Quiet Smokey
1977年 Big Time
1979年 Where There's Smoke
2009年 Time Flies When You're Having Fun
しかもインシンクのJCやテイクザットのゲイリーまで。全方位な私としては嬉しいかぎりです。
これは欲しいなぁ。