キャプチャeeラヴ・トゥ・インフィニティと言えば、ブラックミュージックを始めとするハウスリミキサーとして有名。これまで、彼らの単体のサウンドを聴いたことが無くても、ボートラ等で耳にしたことがあるかもしれないっていう程に、大御所の作品の料理に加わっています。ざっと列挙すると、Aretha Franklin, Diana Ross, Michael Jackson, Whitney Houston, Celine DIon, Madonna, Cher, Shania Twain, Mariah Carey (as Soda)…と、90年代後半を代表するリミキサー。ジャケを見て驚いたのが女性アーティストが筆頭になっていること。男性リミキサーとばかり思ってた。彼女は歌専門なんだろうか。今回レビューするのは国内リリース(きっとUKでも、そこでは1CDかな)、2枚組CDを。

<Disc.1>
1. Keep Love Together
1stシングル、Dance19位・UK38位を記録。彼らの音がバシバシ、シンセが弾けるのは彼らの特徴だね、ヴォーカルはUKナイスな太声、ハッピーハウスって感じ


2. No Apology
ディスコハウスって感じかな、90年代中盤をド疾走する音。ホーンが入ったり、抑揚ヴォーカルアレンジは上手だなぁと
3. Pray For Love
3rdシングル、UK68位を記録。定番的な進行、よく聴いた音だなぁという感じ。ただ、ヴォーカルが同じだと、インパクト欠如になってくるんだなぁと。これまでは、大御所曲にて単体アプローチでの堪能だったからかも
4. Someday
2ndシングル、UK75位を記録。音はメジャーに楽しいね、一方でヴォーカルは既に濃ゆいものを感じてきたぞ、一山過ぎた後のベテランふくよかシンガー的な


5. Build Me Up
彼らが他者ではやらないような音、テンポ落としたディスコテック。リリックも入れ過ぎず、単のダンスアルバムじゃない感じで楽しめるのは意表を突かれたー
6. Love's Got A Hold
何気にヴォーカルの人、年いってるかな?若く見えつつも、なんか年季入ってそう。こういうミディアム創作して歌うのは意外では無かったかも。案外Michael Jackson "They Don't Care 'bout Us (Love To Infinity's Walk In The Park Radio Mix)" 趣向違って好きだったし
7. Burnin Up
テンポ上げてハウス再来、LPで言うB面的な認識かも。ただ派手さよりも、彼らの美的センスが活きたピアノの跳躍が魅力
8. Back To The Love
縒れたようなオルガンでスタートも、全体的には王道ハウスミュージック、今聴くとちょっと古臭いかもね、ただファンキーさが自分的には好き
9. Somethin Outta Nothin
R&Bダンス的に、攻めつつも、冷静になると彼らはこういうのを求められてたのかな?ヴォーカル力は感じつつも、音はなんか彼らっぽくない強さ有
10. Surrender
疾走感はあるけど、メロディ的には平坦かな。リミックスにあったとしてもサラッと流されそうな曲
11. Don't Turn Away
90年代前半のストリート系意識?ヴォーカルの強さあって、サウンドの良し悪しが伝わりにくいかも…
12. Let The Music Play
リミックス扱いのような収録、前11曲はあっても5分程度の曲だったけど、これは実に10分超。出だしからフロアナイズな感じ。曲自体はBarry White とは同名異曲。チャイナ的に連呼音が気になって仕方ない延々

<Disc.2>
1. Keep Love Together '98
元は96-97年の曲だったようで、新録。98年ヴァージョンと言うより、単に再リミックス+ヴォーカル新たに追加部って印象
2. Early Warning
国内盤は攻めてるね、彼ららしいサウンドで、ダンス王道を激走。王道メロディも健在
3. I Can't Hold Back
メロディ凝ってて、良い感触。ここで高音ってよりも、抑えた感じのサビが好感。ただ、乗れるかは別、程良い刹那
4. Pray For Love (Morales 12" Mix)
本ディスク、唯一の10分超え、ここからは定番のようだけど、リミキサーの曲を別のリミキサーが手掛けていくってのも新鮮


5. Someday (CJ Mackintosh Mix)
ブラックミュージックこそ映やすCJ マッキントッシュ、でも此処では結構落ち着いた感じのミックス。元の黒さがないから?気合の問題?
6. Keep Love Together (Red Leader Mix)
オリジナルの盛り上がりを削いで、単に疾走するダブ的な印象が強く・・幸せ感も薄れた
7. Someday (Johnny Vicious Mix)
ジョニー・ヴィシャスもブラックミュージックのハウスの決定リミキサー、歪んだミックスになってて地味…オリジナルに愛着ないからそう聴こえる??
8. Build Me Up (5th Circuit Mix)
個人的にオリジナルが良かっただけに、普通のハウスになっちゃって物足りなさ
9. No Apology (Blue Ikon Mix)
忙しない感じで進行、焦り過ぎ?なんか混乱させてくれるハウスに仕上がってます
10. Keep Love Together (Classic Paradise Part 2)
パート2って、ならミックスの1を収録した方が惹き強そうだけど、なんかディープになって、雲行き怪しい5分弱。オリジナルと違い過ぎ

本編12曲・60分弱、ボーナスCD12曲・67分ほどのボリューム。彼らの単体CDとしては、だいぶ惹きの強いものになってると思います。ハウスフリークであれば、きっと色々と他のツボを発見できると思いますが、自分はBPMの抑揚あったところに発見かな。音もディスコだったりストリートだったり。この後にもソロ作は幾つか出してますが、最近は何処へ?2000年代からはSoda としても活動してましたが(たまに見かけた)、お決まりの彼らのシンセの旋律は安心感だったなぁ、それが本作でも垣間聴けたのが楽しめました。

クラシック・パラダイス
ラブ・トゥ・インフィニティ
カッティング・エッジ
1998-03-25