プリンス、前作から実に4年3ヶ月振りとなる新作はR&B1位・POP5位を記録。Prince and 3rdeyegirl 名義Plectrumelectrum も同日発売でPOP8位を記録する等、今再びプリンスの素晴らしさが評価(2000年代からのプリンスは話題作りも上手いなぁとつくづく)!ここのところプリンスづいているような気がしますが、自分のiPhone にも驚くなかれプリンスが最も入ってました。それくらいに、やっぱ好きなんだよね、妙にハマる殿下。
1. Art Official Cage
タイトル曲。進化するサウンド、今回は出だしからディスクハウス的に。ただ、変則にBPMがアップ・ミドルと変化。ヴォーカルよりも全体の雰囲気が涼しげで、ジャケのイメージがまんまハマるような感じ、ラップにコーラスに、効果音に、巧みに練り上げられてる
2. Clouds
音の上質さもさることながら、余裕にサポートメンバーに音も声も任せるあたり、彼のクリエイティヴ。自身が歌えば勿論煌びやかに、総じてクールに抑えられた全体。ギターに専念って感じかな殿下
3. Breakdown
2ndシングル。リリックの流れこそアルバムにおいては美世界なんだけど、ヴォーカルの儚さ、紡ぐ言葉の最小限さ等、彼にしか成し得ない脆さみたいなのがあって、心がヤラレル、凄い、急進な音なんかは斬新
4. The Gold Standard
80年代サウンドばりばり、でもデジタル具合にファンク混ぜて、今に進化。キュンキュンヴォーカルも嘗ての彼、ほんわか聴けるな
5. U Know
R&Bの美しさ、ラップのように語りつくすようなヴォーカル、延々とこの調子だから個性というか、独特としか言いようがないな
6. Breakfast Can Wait
1stシングル(同じデジタルシングル"The Breakfast Experience" はアルバム未収録のよう)。ヒットさせる気なさそうなくらいに、独自のテンポで緩〜く。変化ヴォーカル入れたり、遊びもじんわり
7. This Could Be Us
緩さ継続、聴かせるアルバムなのかな。タイトルにあるアートってのを、彼なりにじっくり奏でている印象で、ヒットとは結びつきにくいのにヒット、彼のセンスって凄いわー
8. What It Feels Like
ちょいファンク入れつつも、これも緩い、下手したら流されそうな音。たけど今回は女性コーラス多様もあって、地味に音に躍起、抑揚
9. affirmation I & II
40秒、女性語り。どこが1で、2か分からんけど
10. Way Back Home
インタールード(?)を経て、ゆったりさ継続の腕組み考えさせられるような音・歌。ファルセットも多目だけど、無機質な印象強いな
11. Funknroll
ファンク混ぜつつも、彼なりの変化球での、ゆったりサウンド。アルバムの流れにはフィットしてる。フックは強め、だけど抑え目なのはコンセプトか
12. Time
ハイライト的に7分弱、ただ、緩い。彼っぽい音ではない流れになってて、一つ一つの音がジャズのように堪能できるというか、せざるを得ないというか
13. affirmation III
9曲目と異なり、若干異なるテイスト。普通に曲ではあるんだけど、壮大さあって、ストリングスの滑らかさあって、ほろろ悲しさも。これまでの流れあっても、ここぞと感想しちゃうというか、美しさと刹那溢れ
13曲・53分超。アルバムはチャートヒットしてるので、期待通りの作品と思いきや、だいぶヘソ曲がりと言うか、彼しかできないような新たな音や世界観で勝負しているのが凄いなぁと。彼の創作意欲や才能って尽きないな。それでいてプロモも上手い。ただ、ライヴでは表現しにくそうなので、これはアルバムとして噛み砕いて、味わう意義ありまくり。
<過去レビュー>
1988年 Lovesexy
1989年 Baddance
1994年 Come
1994年 The Beautiful Experience
1995年 I Hate U
1996年 Chaos and Disorder
1999年 1999 - The New Master with The Revolution
1999年 Rave Un2 The Joy Fantastics
1999年 Rave Un2 The Year 2000 In Concert DVD
1999年 The Valut... Old Friends 4 Sale
2010年 20Ten
1. Art Official Cage
タイトル曲。進化するサウンド、今回は出だしからディスクハウス的に。ただ、変則にBPMがアップ・ミドルと変化。ヴォーカルよりも全体の雰囲気が涼しげで、ジャケのイメージがまんまハマるような感じ、ラップにコーラスに、効果音に、巧みに練り上げられてる
2. Clouds
音の上質さもさることながら、余裕にサポートメンバーに音も声も任せるあたり、彼のクリエイティヴ。自身が歌えば勿論煌びやかに、総じてクールに抑えられた全体。ギターに専念って感じかな殿下
3. Breakdown
2ndシングル。リリックの流れこそアルバムにおいては美世界なんだけど、ヴォーカルの儚さ、紡ぐ言葉の最小限さ等、彼にしか成し得ない脆さみたいなのがあって、心がヤラレル、凄い、急進な音なんかは斬新
4. The Gold Standard
80年代サウンドばりばり、でもデジタル具合にファンク混ぜて、今に進化。キュンキュンヴォーカルも嘗ての彼、ほんわか聴けるな
5. U Know
R&Bの美しさ、ラップのように語りつくすようなヴォーカル、延々とこの調子だから個性というか、独特としか言いようがないな
6. Breakfast Can Wait
1stシングル(同じデジタルシングル"The Breakfast Experience" はアルバム未収録のよう)。ヒットさせる気なさそうなくらいに、独自のテンポで緩〜く。変化ヴォーカル入れたり、遊びもじんわり
7. This Could Be Us
緩さ継続、聴かせるアルバムなのかな。タイトルにあるアートってのを、彼なりにじっくり奏でている印象で、ヒットとは結びつきにくいのにヒット、彼のセンスって凄いわー
8. What It Feels Like
ちょいファンク入れつつも、これも緩い、下手したら流されそうな音。たけど今回は女性コーラス多様もあって、地味に音に躍起、抑揚
9. affirmation I & II
40秒、女性語り。どこが1で、2か分からんけど
10. Way Back Home
インタールード(?)を経て、ゆったりさ継続の腕組み考えさせられるような音・歌。ファルセットも多目だけど、無機質な印象強いな
11. Funknroll
ファンク混ぜつつも、彼なりの変化球での、ゆったりサウンド。アルバムの流れにはフィットしてる。フックは強め、だけど抑え目なのはコンセプトか
12. Time
ハイライト的に7分弱、ただ、緩い。彼っぽい音ではない流れになってて、一つ一つの音がジャズのように堪能できるというか、せざるを得ないというか
13. affirmation III
9曲目と異なり、若干異なるテイスト。普通に曲ではあるんだけど、壮大さあって、ストリングスの滑らかさあって、ほろろ悲しさも。これまでの流れあっても、ここぞと感想しちゃうというか、美しさと刹那溢れ
13曲・53分超。アルバムはチャートヒットしてるので、期待通りの作品と思いきや、だいぶヘソ曲がりと言うか、彼しかできないような新たな音や世界観で勝負しているのが凄いなぁと。彼の創作意欲や才能って尽きないな。それでいてプロモも上手い。ただ、ライヴでは表現しにくそうなので、これはアルバムとして噛み砕いて、味わう意義ありまくり。
<過去レビュー>
1988年 Lovesexy
1989年 Baddance
1994年 Come
1994年 The Beautiful Experience
1995年 I Hate U
1996年 Chaos and Disorder
1999年 1999 - The New Master with The Revolution
1999年 Rave Un2 The Joy Fantastics
1999年 Rave Un2 The Year 2000 In Concert DVD
1999年 The Valut... Old Friends 4 Sale
2010年 20Ten