414DTRhEUvL__SL160_417+mltoCtL__SL160_クリス・ブラウン、2年3ヶ月振りの6作目でR&B1位・POP2位を記録。私生活に色々有り過ぎて、シングルは量産されてヒットはするもののアルバムのリリースは遅れに遅れ、ようやくリリース。アルバム発売前に5曲のシングルを先行して出す形に(ボートラに3曲含めすべて収録)、さらにプロモシングルとして5曲をカットし必死にヒットに結び付けてきてますが、楽曲の良さが彼の場合は恵まれすぎ。ただ、これまでよりは、彼ならば売れる=という路線では無く、アーティストとしての評価が問われる状態なので(アイドル脱皮、曲のヒットも散漫になりつつある状況)、きちんとアルバムの流れを楽しみたいと思います。

1. X
プロモ1stシングル、R&B26位・POP98位を記録。タイトル曲からスタート、派手さよりもアルバムとしてしっかりパッケージ化・世界観の広さを体現するかの如く、気合と曲の鮮烈さが物を言う!音は今風なんだけど、展開仕組まれたかなりの好楽曲だなぁと


2. Add Me In
Danja pro. 、ダンスビートに乗って、どこか懐かしい80年代後半のMichael Jackson 想起。音も、今を抑えつつ、巧みに当時を表現しつつ、クリスのアドリブ・基軸がどうもMJ!なんか、前半でコレは嬉しい展開かな
3. Loyal (ft. Lil Wayne & Tyga)
4thシングル、R&B4位・POP9位を記録。これは音に尽きるかな、あとは客演のラップの響き含め、歌詞遊び含め、全体で洗練と攻める感じ。このヒットあったから、ようやくアルバムリリースの見込みたったんでしょうか…


4. New Flame (ft. Usher & Rick Ross)
5thシングル、R&B6位・POP27位を記録。アッシャー自体も、今ヒットに苦しんでると思うけど、双方に上昇気流を目指す中での気迫を感じるな。ただ曲としては、自分としてはホンワカし過ぎてて響かなかったなぁ


5. Songs On 12 Play (ft. Trey Songz)
プロモ2ndシングル、R&B48位・POP125位を記録。ゲスト量産、今度はトレイ。浸れる感じではないけど、ゆったりと、両者の声を重ねながら厚みを出して切々と
6. 101 (Interlude)
1分ちょっとの繋ぎ、ちょっとした歌として。ミディアムスロウに奏でていく流れ続くなー
7. Drown In It (ft. R. Kelly)
ケリさん参加してるのに、旨みが活かされてないというか、アルバムの流れにおいては双方に旨み成分ジワジワって感じだけど。ケリさん優位で、クリスの良さが散乱?!
8. Came To Do (ft. Akon)
プロモ3rdシングル。エイコン路線変更?もっと個性的なヴォーカルだった気もするけど、オートチューン擦れてきたら、インパクト減り気味。クリスとの相性は別個って感じだな。渦のようにコーラス攻めはなかなかだけど
9. Stereotype
2曲目でも思ったけど、Danja の着目はイイネ。ただ、どうにも勢い任せではあるけど、ぐいぐい絶頂にリリック運んで聴ける感じ、音もテンポアップで、ようやく再ノリ
10. Time For Love
ノリは良いままに、ヴァースのヴォーカルは全編的に加工されたように音としての声がなんだか…。もっと地で攻めてほしい気もするけど、デジタル世代丸出し
11. Lady In A Glass Dress (Interlude)
何かが始まるような音、これはゾクゾクする。あんまりリリックは要らなかったかも、音が後半への期待、モヤモヤからの明けに
12. Autumn Leaves (ft. Kendrick Lamar)
プロモ4thシングル、R&B36位・POP110位を記録。これまでに無い音を使った、籠った感じ、モノラル的に、それも日本の情緒的なところまで、ケンドリック・ラマーのラップまで入ると、格別な味に。ちょいシリアス演歌って気も


13. Do Better (ft. Brandy)
慎重な曲にブランディ、益々個性的にハスキーに。色味になるな、コーラス含め、ファンだからの過大評価になるけど。クリスも重厚にコーラスで攻めても、ブランディの単色が上機嫌に響くし
14. See You Around
上質な四つ打ち、抑揚もあって、新たなクリスにフィット。高域に伸ばさないヴォーカル、ピアノの流れに任せるようで、音のバランスも良いし、これはクセになりそう
15. Don't Be Gone Too Long
音は前曲を経てるのに、印象が大きく変わるのは低域に根ざしたヴォーカル。高域には及ばず、中域でグネングネンと言葉を転がす感じで、インパクト少なくも、BPM緩めでも、ダンスとしてアルバムに活気
16. Body Shots
後半は攻めてる感じ有り、変則ながらの音トランシーになっている感触、ヴォーカルも上下にめまぐるしく、操作がモアトランシーで好きかな、難メロディが虜かも
17. Drunk Texting (ft. Jhene Aiko)
プロモ5thシングル、R&B47位・POP124位を記録。ラストは、アイコ迎えて、ほんのりなヴォーカルの聴き心地が素敵だ。地味に奏でても、今な音に仕上がってるし

<Bonus>
18. Lost In Ya Love
デラックス盤ボートラは4曲、程良い音加減、インパクト薄めも彼らしいミディアムサウンドで延々と
19. Love More (ft. Nicki Minaj)
3rdシングル、R&B7位・POP23位を記録。本編に収録しなかったのは、ちょっとの新しみが減ったからかな。シングルインパクトは両者ケミストリーも、サックリし過ぎでアルバムに馴染まずってのも考えられそう


20. Don't Think They Know (ft. Aaliyah)
2ndシングル、R&B29位・POP81位を記録。アリーヤ未発表トラックを共演にて、ってのは超話題に!の割に売れなかったなぁ…タイミング?故アリーヤからしたら、この蔵出しは微妙な気もするけど、クリスにとってもそこまで旨みあるクオリティまでにはなってない気も


21. Fine China
1stシングル、R&B8位・POP31位を記録。自分は大好きなんだよね、コレ。多分前作からの流れもあるし、ノリに乗れてるサウンド、リリックも音もMichael Jackson と化してるし、これはシングルのみで惜しい立ち位置になった曲かもね


22. No Lights
国内盤のみ収録、課題にも帯に必聴レベルで書かれてあるけど、その通りだった!曲の弾き、セクシーなコーラス、メロディアスに程良く溌剌!これは、日本のレーベル頑張っちゃってるよ、クリスも勿体ない、これは良い曲だし、本編収録にも有って欲しかったレベル

本編17曲・60分、ボートラ5曲追加で計78分のボリューム。出だしは良かったんだけど、総じて前半ゲスト陣で固めた割に歪んだ曲が多かった一方で、後半のほうが攻めてる楽曲多くて自分としてはジワジワ響いてきました。デラックス無いし国内盤、ボートラはヒット性に富んでるので、前作からのヒットを網羅した感じで抑えておくべきかな。自分的には、前半の5-10曲目飛ばしてでも、本編扱いで聴きたいのがボートラだったりします。

<過去レビュー>
2007年 Exclusive
2009年 Graffiti
2009年 Graffiti (Deluxe Edition)
2011年 F.A.M.E.
2012年 Fortune
2012年 Don't Wake Me Up

X
クリス・ブラウン
SMJ
2014-10-01

X
Chris Brown
RCA
2014-09-16

CHRIS BROWN - X (DELUXE EDITION</b>)
CHRIS BROWN
music
2014-10-14


2. Cheek To Cheek

<過去レビュー>
2007年 Exclusive
2009年 Graffiti
2009年 Graffiti (Deluxe Edition)
2011年 F.A.M.E.
2012年 Fortune
2012年 Don't Wake Me Up