41xbw4lImdL__SL160_ベン・E・キングの大ヒット作、というか彼はソロ10作目の本作にてようやくR&Bチャート初ランク!R&B13位・POP39位を記録。彼と言えばっていうシングルヒットは数あれど、ようやく日本でも本作がCD化されたことは大きいです。アメリカでは2009年にCD化されたようですが、日本では2012年にATLANTIC R&B BEST COLLECTION 1000 として廉価にて!時代が変わるとアーティストはどう変化を起こすかが楽しめる作品のはず。

1. Supernatural Thing Part 1
1stシングル・タイトル曲、1961年"Stand By Me" 以来となる2曲目のR&B1位・POP5位を記録。ソウルから、あっけらかんとしたニューソウルに変遷。のどかなヴォーカルに、やるせない女性コーラス、まさにスーパーナチュラル


2. Supernatural Thing Pt. 2
緩さの延長、計7分半に及ぶ流れにて、彼も新たなグルーヴに身を寄せては、しっかりモノにしているなぁと
3. You're Lovin' Ain't Good Enough
どっしり、ネバネバ、濃さがタマラン!音の重厚さも、不穏な感じなんだけど、吹き飛ばすパワーは秘めたままにダークに
4. Drop My Heart Off
Sam Dees 作、出だしの語りからワクワクさせられるし、凄く懐かしくも勇ましく。ピアノとの掛け合い、スロウの中の声の粒、わー タマラーン
5. Extra - Extra
おどけたソウル、ディスコに向かうくらいに、手探りなんだけど。こういうテンポアップも彼には珍しいほうなんじゃないかな、歌わされているってよりも、独自のナチュラルな疾走になってて好感
6. Do It In The Name Of Love
2ndシングル、R&B4位・POP60位を記録。ファンク!こんなに直球に攻めてくるのも、新鮮で嬉しすぎる。JBあたりのオマージュにも聴こえてくるし。とにかくサウンドが先端いってて、媚びずにクール


7. Happiness Is Where You Find It
軽快なサウンド、明るきタッチだけど、ポップにならない黒さも潜めて、時代をさらりと安泰に。涼しげ、健やかで、平和な感じが良いなぁ
8. Do You Wanna Do A Thing
ホーン、女性コーラス、抑揚や息遣いを駆使しながらエモーショナルに。でもサウンドはファンキー、この頃のサウンドは西海外入ってるのかな、なんか温か
9. Imagination
ほっとするバラード、こういう曲を織り交ぜてくるあたりは自信に感じる。サウンドは決して億劫になってないし、全体に染まる感じだし
10. What Do You Want Me To Do
強めのギターでゴリゴリ、でも決してくどくならない程度にファンキーに、聴いていくとまろやかになるから不思議

10曲・39分半、新しいBKを聴ける作品だなぁと。こういうのがまだまだCD化進んでなかったのも驚きだけど、2015年もまだまだ聴いていく作品があれこれ多そうだなぁと。ほんと音楽リッスンの旅は尽きません。今尚躍動に溢れた40年前の作品、しっかり作りこまれているなぁというのも嬉しいポイントでした。

20060610今回はオマケに、今からもう8年以上とか前にアメリカに行った際に、アレサを追いかけていったと思ったら、たまたま来ていたベンEと写真を撮っていた件…。あとで気付きました、当人だって。それも、当人端っこで自分だけ中心に写っちゃってるし、ガメツイ。後追い思い出です。

<過去レビュー>
1962年 Ben E. King Sings for Soulful Lovers

スーパーナチュラル
ベン・E.キング
ワーナーミュージック・ジャパン
2012-11-07