レナード・リデル、全然知りませんでした。実は、HMVのマルチバイで2枚はアレサの86年・89年リイシューを買うってことだったんだけど、もう1枚がなかなか決まらない中、お安く、でもかなり激レアなんて説明があるもんだから、気になって合わせ買いをしたんです。その説明たるや、全世界500枚限定とか、そういうの跳びついちゃうんだよね…。昔、Rene & Angela の再発の時も同様のフレーズで買ってしまったし（でも、もっと本当は流通してるんじゃないの？ってくらい日本で見かけまくりみたいなパターンはあったりしますが）。ディスクユニオンページにも同様の説明が載ってるけど、普通にまだ在庫があったりと不思議な状態ですが。1. Afternoon Affair
男性ヴォーカル、ハスキーしっとり。ソウルだなぁ、それでいて上質な音に添えて、コーラスなんかも絶妙な纏まり！アフターヌーンにしては、お酒でも飲んでゆったり過ごす感じ、いやー、コーラスが良いよ実に
2. Sweetie Pie
タイトル一方甘さよりも、じっくり奏でる愛のようで。70年代後半のソウルぽさが残ってて、個人的にはにんまり。しっぽり進行、でも美しさ満遍なく
3. Can't Get You Of My Mind
グルーヴィ、信頼感ある太いヴォーカルに、巧みに躍動な演奏と、ちょいキラキラが絶妙にマッチ！
4. Fallen Out Of Love
勇ましいヴォーカル、どこまでも天に昇っていく感じだけど、サポート女性コーラスがテンション変えずに低域でトキメキ感。ダンクラ的かも、なんかバランスが素晴らしい
＜Bonus＞
5. Keep It Secret (12inch)
ストリングスをぐねんぐねんまわして、まだまだ溌剌のヴォーカル。コーラスがむんむん、インディ感なんて無く、どこまでも自信ある作風
6. When You've Fallen Out Of Love (12inch)
4曲目の12インチは…なんと尺が45秒短くなります。なんでやねん！って思ってしまうけど。音はちょっと変えてきているなぁと。それゆえに、アルバム前のまだ形になっていない状態だったのかな
本編4曲・19分超のEP、2曲ボートラだけど それも12インチってことで期待したけど9分弱追加で計28分。ただ、この短さだけど、しっかり魅力が伝わりまくり。80年代前半のダンクラを好きな人には、チェックしておいて損はないと思います。マイナーなリリースだったようだけど、未だに輝いているのが凄い、こういうリイシューが実現したことも凄いなぁと。前評判通り音は間違いなかった！
>日本で見かけまくりみたいなパターン
これはありますよね。
海外でcdが売れていないから主に日本向けに再発されたのかも、とか考えてみますが
こういうマニア向けのcdは別の需要がありそうですし。
ただこの煽りが付いて3年後も在庫が残っているというのは、かなりアレですね。
でも音はおっしゃる通り、かっこいい。
80年代らしいシンセやクラヴィネットの鳴り方でキラキラしていて。
いいですね！