5188jj1mecL__SL160_ジェニュウィン、コンピレーションより。実際、彼のアルバムって持ってるようで全然で、なので持ってたのは本コンピというわけで。というか、このコンピ、なんかソウルを知る上ではほんと惹かれてしまって、でもちゃんとした収穫があったのはJBくらいなんだけど、R&Bシンガーも懐かしのって感じでコンバイルされはじめてて、彼についてもちょっとナツメロ扱いかぁとちょっとさみしい気持ちではありましたが。シングル中心なので、お得廉価ベストってところでしょうか。

<S.O.U.L. シリーズレビュー>
2011年 S.O.U.L. Aretha Franklin
2011年 S.O.U.L. James Brown
2011年 S.O.U.L. Chaka Khan

1. Pony
1st からの1stシングル、R&B1位・POP6位を記録。Timbaland pro.、勇ましいメロディ、ヴォーカル、ゲップのような音がちょっと耳につくけど(低音加工?)、確かに当時のR&Bを楽しくさせてくれるフレイヴァー、若さが溢れてる!


2. Differences
3rdからの2ndシングル、R&B1位・POP4位を記録。Troy Oliver pro.、デジタルを駆使し、圧力あるヴォーカルはクール!ファルセットも混ぜながら、音域広く、頼もしい歌唱


3. What's So Different?
2ndからの1stシングル、R&B21位・POP49位を記録。Timbaland pro.、自分はCDSで持ってますが、柔らかさでこねくりまわしながらミディアム進行、朗らかにエロく。BGMとして、滑らかに、心地良く
4. Stingy
2002年OSTBarbershop より、R&B7位・POP33位を記録。4th アルバムにも収録、Bryan Michael Cox pro.、当時の甘さ、粘っこさが出てて、女子キャーキャーなメロウバラード
5. In Those Jeans
4thからの2ndシングルでR&B3位・POP8位を記録。R. Kelly 共同pro.、メロウに継続、この隅からしっかり攻めていく感じ、熱烈だし、当時ならではのエモーショナル、Usher に近い感じかな


6. So Anxious
2ndからの2ndシングルで、R&B2位・POP16位を記録。Timbaland pro.、すーっと入ってくるヴォーカル、スロウにじんわり柔らかさ充満
7. None Of Ur Friends Business
2ndからの3rdシングルで、R&B7位・POP48位を記録。Timbaland pro.、薄ら控えめな感じだけどヴァースを除けば結構若い溌剌さも、高域がポイントとなって響き
8. There It Is (Rhythm Radio Mix)
決してハウスではないです、コロンと転がる変則風R&B、若干ヴォーカルの巻きはミックスで気になるけど、甘さは維持
9. I'm Feelin' You
1997年OSTMen In Black 収録、当時からクオリティ高く甘いミディアムスローR&B、ヴォーカルもキレあるし、説得度もあるし、惹きこまれる
10. She's Out Of My Life
とどめは2ndラストに収録されていたMichael Jackson カヴァー、甘い、曲の良さを再認識。コーラス含めうまく料理しているなぁと

10曲・42分、ヒット曲のオンパレード、かなり美味しいところをパッケージしてくれた好印象のコンピ、ベストといっても良い選曲。さらには彼を知る上で、甘さや、テクニック、そして時代をリードしていた凄み、シングル1曲1曲もヒットしていたんだなぁと、記録からも実感。2013年にTGTでヒットしてから、単品でのヒットは無いけど、まだまだ逸材なるシンガー、注目していきたいと思います。

<過去レビュー>
1999年 What's So Different

S.O.U.L.
Ginuwine
Sbme Special Mkts.
2011-02-22