アル・グリーン唯一のライヴアルバムは、東京・中野サンプラザホールで1978年6月23日・24日に収録されたもの。今は無い東京国際音楽フェスティバルでの受賞を機に、そのまま単独ライヴ。当時のアルは、本国でのソウル低迷もあって、日本などに気持ちを持って行かれていたのでしょうか。ブックレットには当時のアルの写真の他、受賞について、さらにはキャリアやミュージシャンについて簡潔に載っています。また、自分の持っているCDは輸入盤ですが、CDラベルには漢字で東京の文字。さてさて、中身は…?!1. L-O-V-E (Love)
日本でバリバリ英語の紹介でライヴはスタート、歌謡ぽさ満載だけど、演奏は音外しまくってるけど、ヴォーカルの音は小さいけど、なんか嬉しくなっちゃうのは彼の日本愛が分かるから。タイトルまんまに、にんまり
2. Tired Of Being Alone
東京フェスでのグランプリ歓びを場内へ伝えつつ、ソウル歌唱には観客悶絶。この歓声が嬉しくなる!アルも自然体というよりもフワフワしてる
3. Let's Stay Together
歓声!ホーンだったりコーラス、自分としては知らなかった一面を体感できるライヴマテリアル。音のズレなんかも逆にライヴだし面白いし、声の強弱も、全然メディア化なんてどこ吹く風状態で演じててタマラン
4. How Can You Mend A Broken Heart?
しっぽり、細くも語るように歌う。しっとり、音の線の透明感も好きだなぁ。こういう神経質さもソウルシンガーに求めたいところ、うららか
5. All 'N All
音は良いけど、ヴォーカルは聴こえにくい。悶絶ファルセットだけがインパクト、アルはもしかしたら歌いにくかったかもな。飛ばせる歌だけになぁと
6. Belle
音響変えてきたのか、少し聴き易く。6分半、緩い女性コーラスも味で、延々アルならではのヴォーカルを飛ばし、聴き応え
7. Sha-La-La (Make Me Happy)
アルは盛り上げる気持ち全盛!叩き、ノリ、明るみ、自分にはご機嫌材料。音はなんかズブっぽいけど・・
8. Let's Get Married
かなり爽快にディスコ意識、アルもこういうの根ざしてたとは。でも強弱あるあたりが魅力、低域聴けたり、ソフトだったり、突き抜けたり
9. God Blessed Our Love
絶えず笑い声、そんなあったかいんだからぁ、なライヴ。まるで小さなライヴハウスで歌っているような録音環境、ブルージーに揺れもあって、不調なサウンドも、なんかホンワカ
10. You Ought To Be With Me
テンションかわって、程良くご機嫌に。当時ならではの柔らかなソフトモダン、歌の骨抜きも自分としては個性で好き
11. For The Good Times
線が細くて、とにかくしっとり。全体からしても繊細で、でもなんか嬉しくなっちゃうのはアルのヴォーカルの暖かさかな
12. Dream
この曲の面白さは、前半は前曲同様のしっとりバラードなんだけど、タララン軽快ポップソウルに変化してご機嫌に!声も変わったかのように躍動、でも疲れてきてるかもね、なんか個性無く淡々かも
13. I Feel Good
ラストを駆け抜けていくための高速ダンス、音はちょっと陳腐だったりするんだけど、歌謡テケテケ、アルは載ってるからオッケー、超絶の10分近く
14. Love & Happiness
安心のラスト、前奏部は引き伸ばしな感じだけど、曲が始まれば嬉しくなる要素。ちょっとオリジナルよりも、当時のディスコビート全開な中で歌われているよう
14曲・66分半のボリューム、音には満足いかずとも、ヴォーカルも堅調って感じだけど、日本を愛するエッセンス多岐で嬉しいライヴ盤。それも、後にも先にも本作のみみたいだし、ライヴ盤って。近年は全然来日しなくなっちゃったけど、これ以降来日は頻繁。DVDも出てるようだけど、本盤とは異なるよう。そっちも気になったり、もうライヴとかやってないのかなアル、一度は観ておきたいと思いつつも、逃しちゃってるなぁ。
<過去レビュー>
1969年 Green Is Blues
1972年 Let's Stay Together
1972年 I'm Still In Love With You
1975年 Al Green Is Love
1985年 He Is Light
1986年 White Christmas
1992年 Love Is Reality (Promo)
2003年 I Can't Stop
2008年 Lay It Down


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