515GgDMrUWL__SL160_ピットブル、前作から1年5ヶ月振りとなる7thでR&B1位・POP14位を記録。シングルは、フィーチャーだったりでここ数年で躍進した印象。自分はノリ重視の産物って感じでしたが、間もなくやってくるSpringroove 記念、予習も兼ねて。なにげに、彼って俺よりも年下なんだね、見えない…風貌…。

1. Global Warming (ft. Sensato)
タイトル曲、音が…懐かしのマカレナ?!ピットブルのルーツ的には分かるけど、ちょっと拍子抜け。普通に軽快なラップ。と思ったら1分半で終わり、イントロ的扱い?
2. Don't Stop The Party (ft. TJR)
2ndシングル、POP17位・Dance22位を記録。出たパーティ!ラップよりもダンスが耳奪われ、ノリも悪さもあって、勢い走り!


3. Feel This Moment (ft. Christina Aguilera)
3rdシングル、POP8位・Dance17位を記録。流れ的に傑作集。アギレラを採用するあたり、ヒットメイカー的に狙い。双方にWINWINが見えるなぁ。懐かしのサビ音って感じもするけど、そのへん関係なしにお祭り番長


4. Back In Time
1stシングル、OST Men In Black 3 からのリードシングルでもあり POP11位・Rap20位を記録。既にシングルとして予定していたであろう曲をガツンと前半に並べている辺り、アルバムとしての狙いも十分に伝わる。ここでは音の懐かしさ、アナログ感の融合に魅力


5. Hope We Meet Again (ft. Chris Brown)
クリスはどこでも出てくるなぁ、でも引き出しが広くて。でも、ピットブルが全体を制して異なる魅力、それぞれに強みが活かされてる
6. Party Ain t Over (ft. Usher)
今度はアッシャー、R&Bの旬どころ出てき過ぎ。ダンスR&B全盛の中、ピットブルに肖る感じなのか、それとも逆か。中粋が活かされるメロディライン、基軸はシンセ遊び
7. Drinks For You (Ladies Anthem) (ft. J.Lo)
変わったほんわかサウンド、可愛い声…でもジェロだよ。二人は革新的に色々と先駆。和みダンスで、ヒット性は薄いのは瞭然
8. Have Some Fun (ft. The Wanted)
一時前の低音シンセでの連呼、案外久々にハマる感じ。ウォンテドは声がいいね、ピットブルはワルだ
9. Outta Nowhere (ft. Danny Mercer & Jamie Drastik)
4thシングル。UK的なスムースなバラード風、ヴォーカルの響き的にピットブルのアルバムってのを忘れるくらい。普通にカッコイイし、乾いた爽やかなヴォーカル良いし。ピットブルのラップもちょっと変化球な響き
10. Tchu Tchu Tcha (ft. Enrique Iglesias)
エンリケは合うだろうね、ラテンダンス。ただ、今回はインパクトよりも奏で・・アルバム後半のクールダウン、曲自体は面白くしようと仕掛けは分かるけど
11. Last Night (ft. Havanna Brown)
なんか新しさが無い、でもこういった90年代後半的なハウスも、敢えてヒットさせるから流行って分からないや。ただ音の色具合がコリア?
12. I'm Off That
R&B的、ダンスってよりは、超高速ステップ。こういうので終わるのも不可思議、勢い保ったまま本編終了

12曲・41分、デラックス盤は別途シングル"Get It Started (ft. Shakira)" なども含む7曲追加。音自体は楽しいし、流れはかなり駆使されてて楽しめるけど、この手のアルバムは40分だと短い…。やっぱデラックスってなっちゃうなぁ、なんか体内変になってきたのかも。かなり狙ってきてるけど、フィーチャーアーティストとの相性の良さもあってこそ。David Guetta が新たな方向に進みだして低迷しだしたように、おかしくならないよう見守りたいと思います。あとはライヴ発狂したいぞ!

<過去レビュー>
2011年 Planet Pit

Global Warming
Pitbull
RCA
2012-11-20



グローバル・ウォーミング
ピットブル
SMJ
2012-11-28