

1. Fill Me In
1stシングル、R&B19位・POP15位を記録。どこか哀愁があるループするサウンド、そして早口に爽やか・クレヴァーなヴォーカル、とにかく刻みが超人。ほんと涼やかにやってのけるなぁと。曲の面白さというより、アレンジとクレイグという素材のマッチに驚かされる曲
2. Can't Be Messin' Around
音だけ聴くと薄ら変則なだけなのに、ヴォーカルを入れると凄い超絶な高速に。更にはLionel Richie, Sisqo のフレーズなんかも混じった感、面白みにUSへの進出を十分に入れ込み。とにかくブレ無い!
3. Rendezvous
4thシングル。ようやくスロウ、丁寧に歌うヴォーカルもしっかり魅力あるから素晴らしい。リリックを丁寧に、そこが彼の凄いところ、流さずにしっかりどん曲調も消化
4. 7 Days
2ndシングル、R&B52位・POP10位を記録。1週間の歌、これが一番分かりやすいサビを持ってて自分は最も好きでした。そのうち取り上げるかもしれないけど、CDS "Walking Away" 収録のライヴヴァージョン 最後のアドリブでのラップは最強の高速!後のライヴでも、いつでも披露しちゃってるけど、自分は以降コレはライヴテイクが本当好きになったなーと
5. Follow Me
しっとり、リラックス曲。音はどこか急いだ部分もあるけど、反比例にクレイグは動く傾向があるようで、その辺りの巧みさも魅力
6. Key To My Heart
ミディアムな中、比較的中域で颯爽に駆け抜けていくスムースさに包まれる好感。やっぱりリリックの刻みがすばしっこい
7. Walking Away
3rdシングル、POP44位を記録。メロディが単品ながら分かりやすくて口ずさみやすい、でもテクニック的な感じでは無く、その辺が勿体ないかな。でも、アルバムにおいてはインパクトがにじみ出てくるから、骨がある証拠かもなぁ
8. Time To Party
攻めてるリズム、サウンド。ちょっとゴリっとした感触がクール、音の辿りもだいぶ男気あってヒップホップ的、でも爽やかさが一定
9. Bootyman
BGM如く、だいぶヴォーカルがフュージョン化。音もオシャレジャズと言わんばかり、凄く的確に、確信犯的に進行するから素敵、スムース過ぎるかな
10. Once In A Lifetime
メロディが伸びやかになったり、止めたり。哀愁感ある中に、気の抜けない表現があれこれ出てきて、かなり惹きこまれる手腕絶大
11. You Know What
アルバムではだいぶしっぽりしたサウンド多目だったけど、久々に変則。だけど、自然とこなしているので、そこまでアンバランスにも感じなくなってるけど
12. Rewind
Artful Dodger ft. Craig David 名義でのシングル、アルバムラストに入れてきたのはボートラ感覚だったのだろうか。前曲以上に2ステップ絶大、クレイグがゲスト状態にサンプリング的なヴォーカル仕様でクール
12曲・49分、US盤は遅れてのリリースで2曲追加。なので、ジャケは微妙に多種あったりしますが。自分はシンプルなオレンジブラウン。アルバムを通して、ほんとよく聴いたなぁと思いだすんだけど、後半よりもやはり前半のインパクト大きかったんだよなぁ。でも、クオリティもだけど、彼の才能に驚くなぁ、当時から涼しくよくもこんなに声でこなしちゃってると、小細工なしだから凄いです。
<過去レビュー>
2008年 Insomnia (Remixes)
2009年 Springroove 2009 Craig David, TLC, Akon, T-Pain, John Legend etc
2010年 Signed Sealed Delivered