220px-Bk_spanishharlemベン・E・キング、デビューアルバムはPOP57位を記録。"Stand By Me" で有名な彼、2015年4月30日76歳で逝去されました。心よりご冥福をお祈りします。自分は、彼のアルバムはほんとリピートしてきたものが多かったし、最近では1975年作の素晴らしさに惹かれたし、近年では東日本大震災に心を痛めてトリビュート作を日本にてリリースするなど、親日家としても知られてきました。自分はアレサの2006年アポロシアターにお客さんとして観に来ていたベンと写真を一緒に撮らせてらもったのがレアな思い出です。本日は54年も前の作品を。

1. Amor
2ndシングル、R&B10位・POP18位を記録。ソウルというより、歌謡ポップ。彼の歌の巧さを万人に知らしめるべく、選曲というか・・・。シャラランとしている中に、中低域を響かせて信頼感


2. Sway
タンゴ?ゆったりサルサ、ソウルとしてのデビューでは無かったんだろうなぁと。彼の粛々とこなすスタイルは感銘だけど
3. Come Closer To Me
流れ的に、舞踏会だったり、バーを統一感あるサウンドで染めていくような感じ。ほのぼのしてて寝れそう…コーラスのバラードベサムメーチョな感じも助長
4. Perfidia
ソウルにも近いかな、歌唱は。でもだいぶ力を抑えたような感じが、消化不良ながらも、彼の感情コントロールをひしひしと
5. Grenada
情景歌手?というか、迫るものも纏いながら、痛快なステップで伸びやかに、メロディ単調だけど急ぎ気味のアレンジでテンションアップってところかな
6. Sweet And Gentle
プチオーケストレーションな響き、でも基調はサルサ。チャチャチャとおどけたり、なんだろ、革新だったのか、何を目指していたのか…
7. Perhaps, Perhaps, Perhaps
やっぱりのシャララン系、B面になっても流れは変わらなかった。それまでもシングルは出してても、本作に未収録ってのが多かったのは、試行錯誤も多かったのかな…
8. Frenesi
音のクリアさには驚き、リイシューによってこんなに聴きやすくなってるとは。でも、ソウルファンはほんわかしちゃう・・
9. Souvenir Of Mexico
ここ来て確信、やっぱりのメキシコ的なサウンドを散りばめたってことか…。でも、これがルーツだもんね、始まり。ベンは早い時期からヒット放ってるけど、案外苦労しての初期だったんだろうと推測
10. Besame Mucho
ベサメムーチョ、まじか。。でも、そこまで激しくない、妖艶に揺れ動いて奏でるミディアムスローな曲。右往左往、ヴォーカルはほんとセクシー
11. Love Me, Love Me
ハスキーな感じとか、余裕の語り口なヴォーカルなんて、自然すぎて、やられたーって感じ。でも音はちょっと歌謡度強いかも
12. Spanish Harlem
1stシングル、R&B15位・POP10位を記録。1971年にはAretha Franklin がカヴァー(R&B1位・POP2位)。これだけ、断然浮いちゃってるかも。タイトル曲ながら、これだけはソウルの装い。紳士的だし、コーラスなんかも創りが異なる。名曲!


12曲・31分半、本作はだいぶ風変わりな位置づけだなぁと。でもタイトル曲のヒットあって、その後の傾向に大きな変化。ここでは彼の歌の巧さを当初からのものとして聴ける旨み。ただ、ソウルアルバムとしては期待できないけど、重要なリイシュー、デビュー作と思います。改めて、本作を聴きながら、、、合掌。

<過去レビュー>
1962年 Ben E. King Sings for Soulful Lovers
1962年 Don't Play That Song
1975年 Supernatural Thing

Spanish Harlem + 10(import)
Ben E. King
Soul Jam
2014-10-30

SPANISH HARLEM + 10
BEN E. KING
SOUL JAM/OCTAVE
2014-11-05

Spanish Harlem / Don't Play That Song
Ben E. King
Collectables
1998-08-11