418MXA9KVEL__SL160_ジェニファー・ホリディ、1994年の5th 以来、ベストやらコンピへの参加のみにとどまってますが、本曲はコンピ Divine Divas なコンピに提供されたダンスミックスより、シングルとしてもDance1位を記録(1996年"No Frills Love" 以来3曲目、以降トップは無し)。自分はジェニファーって豪快な印象がありますが、痩せていって、更にえげつない位に獅子化ヴォーカルが笑えてくるくらいに凄くて、今回はダンスというよりも勇ましい絶頂をレビューしたいと思います。曲は1978年Cissy Houston のカヴァーですが、それを超越する雄たけトライバルに仕上がってます。

1. Think It Over (Thunderpuss 2000 Club Mix)
決してアレンジはメジャー度はなく、バシバシとしたトライバル風。だけど、少しでもジェニファーのフックが入るだけで完全神。3分超じらして始まるけど、基本は腹式で凄いんだけど、そこじゃないんだよね、凄みは。。10分弱の曲にて、6分強から始まる雄たけび連呼にこそ相当なカラス猛追合戦、これは笑うしかない、曲という概念をはみ出した豪快オノヨーコ状態


3. Think It Over (Thunderpuss 2000 Radio Mix)
1曲目のエディットは、いきなり出だしが来るので唐突だけど、雄たけび連呼は薄まってるのでエアプレイ4分としては聴ける範疇に。でも1曲目を聴いたら、これじゃ物足りないんじゃないかなw

2. Think It Over (Original Club Mix)
これがYouTubeで聴けないのが残念かも。オリジナルとは違うけど、ギターをシャカシャカと、案外上質なんだよね、Tina Turner ばりに振り絞るヴォーカルも魅力。前曲が或る所にピックアップして豪快にしすぎてるのが分かるくらいに、オリジナルは案外エモーショナルな部分も、でも狂って乱れて
4. Think It Over (Original Radio Mix)
半分の尺になって、よりスマートに。コンパクトなオリジナルって印象。メランコリーさもなく、余計なもの全部削がれた感じでしょうか…

5. Think It Over (Thunder Dub)
これはオマケかな、変態サウンドをヴォーカル無しに。これだけ聴くと突進トライバルなんだけど、ヴォーカル聴いた後に聴くと変な余韻が

5曲・33分弱。CDSとして、面白い挑戦を遂げている作品。故に、今では全曲iTunes などで聴けないなら、やっぱCDSを入手ってことになるだろうから、自分は持ってて今でもレアに得した気分。多くのCDが、デジタルやストリーミングで聴けるようになったけど、レアなままでいる音源もあってほしい投資しまくってきたリスナーより。2曲目改めて良かったかな、でも1曲目は名曲ってか、トランシークレイジー!

<過去レビュー>
1991年 I'm On Your Side
2006年 Dreamgirls (Original Broadway Cast Album) (Deluxe)

Think It Over
Jennifer Holliday
Jellybean
2000-03-21

Divine Divas
Divine Divas
Jellybean
2000-09-19