ビル・ウィザース、ソロ2作をリリース後、カーネギーホールでのライヴの模様をパッケージした初(唯一!)のライヴ盤でR&B6位・POP63位を記録。既に、この時点でヒット曲満載で、更にはポップフィールドにも向く音楽性で、かなり注目度の高い中でのライヴ。更に、今でも語り継がれるような曲のオンパレード、自分はなんか気持ちがホッコリしたい時に選びたいシンガー。1. Use Me
乗りにくい曲なのに、会場は果敢に手拍子。ビルの気迫に、会場も既に熱気ってのが伝わる。ウネウネしている中にも、熱くなれるってのは、なんかニンマリだなぁ、実に8分半も、相当にこねくりまわす展開、ソウルだ
2. Friend of Mine
ホーンも加わってブギーに、でも男の気合でぐいぐい進行。自然に歌詞が溢れるように、会場との滑らかな繋がりも素敵過ぎる
3. Ain't No Sunshine
出だし大歓声!でも、それを裏切るように、超静かに歌う彼が憎い、凄い。前2曲に比べると、かなりしっぽり3分の展開、この敢えての展開がかなり読めなくて楽しい
4. Grandma's Hands
MC2分半入れながら、そしてアコースティックに渋く、でも開けたような歌われに爽快さも
5. World Keeps Going Around
だいぶシリアスな世界観、説得力が強い!音はどこかフワフワしてるんだけど、後のネオソウルに繋がるような落ち着いたインパクト
6. Let Me in Your Life
だいぶ静かな音の中を丁寧に伝う、じっくり聴きたいバラード。悲しくも感じるような、曲によっての表現力の異なりは素晴らしく
7. Better off Dead
ジャカジャカとアコギを鳴らして展開される、程良く攻撃的な曲。声の威力がしっかり曲に乗りきって心地良く
8. For My Friend
急転粗めのヴォーカルにて、曲によって表情がほんと変わる。音もだいぶこだわってて、一環として楽器を同じように使わない流れ、クーっとくるな、憎い
9. I Can't Write Left Handed
次曲に繋げるための、素敵な演出にも感じる曲。オルガンをベースにゴスペル的でもあり、自然と溢れるソウルフィーリングがとにかくカッコイイ
10. Lean on Me
流れが凄い、客席も再びゆったりとした手拍子。低域すぎる入りから、もうほんと陶酔ですよ。幸せで、平和で、でも悲しみからの脱却のようで、後の永遠のソウルバラードになるのも納得、名演!!!!
11. Lonely Town, Lonely Street
場は変わり、だいぶ明るみ、アッパーにも。涼しげ、爽快、ギターのシャカシャカ具合が絶妙に良いな。演奏も余裕、ビルも息切らさず熱さを
12. Hope She'll Be Happier
静かな中で、丁寧に訴えかけるような曲、リリックが素敵に映えるなぁ。朴訥とした歌い方も出したり、この辺りが魅力なんだよね、強さを出さずにしっとり
13. Let Us Love
余裕の軽快さ、落ち着いたグルーヴィ。柔らかく、なんかどこまでも心地良いストーリーを与えてくれるようで、後半は圧も増しつつ、ボルテージは緩まず
14. Harlem / Cold Baloney
アンコールかな、2曲メドレーは実に14分近くの最大のハイライト!手拍子もご機嫌に、これは聴いてこそ再現される豊かなソウル体験!!
14曲(最後のメドレー踏まえると15曲)・77分のボリューム。ビルのヒット曲だけで言うと、しっぽりした感じも受けるかもしれないけど、ライヴを通すと静と動がうまく並んで行って、気持ち良く聴けるライヴになってることに気付かされます。それでいて、観客も思わず歓声をあげてしまうくらいに、泥臭くも素敵なソウル。いやー、久々に聴いたけど染みたわー!!
<過去レビュー>
1974年 Justments


