
1. Out of Blue
1stシングル、今ではライヴで感動さえ起こす程のデッカイ曲!リフなんて、既に今にも通ずるルーツとなってるし、とにかくギターじゃかじゃかな岡村ちゃんがカッコイイんだよね
2. Young oh!oh!
3rdシングル、これもライヴで盛り上がるよなぁ。青春たっぷり、キュートなポップにサイケなファンクも混ぜて、若い頃ならではの曲、甘酸っぱい
3. 冷たくされても
アルバム中この曲だけ神沢礼江 作詞、岡村ちゃん作曲…既に美里の"Growin' Up" "Lazy Crazy Blueberry Pie" "素敵になりたい" "Resistance" でもタッグを組んでました。なんか、当時のキザなポップというか、岡村ちゃんポクないメロディ、アレンジ、それが逆に新鮮
4. Check Out Love
2ndシングル、当時のアメリカ ブラックミュージックのアダコンぽい流れになってて格好良いなぁ。でも、ヴォーカルは切々と歌う感情系。シングルぽく無いけど、ロックアプローチもあって、気持ち良いナンバー
5. はじめて
こういうピアノバラードを聴くと、1980年代末とかになった自身出演の映画での青春なんかと被る。ほんと真っ直ぐな恋愛バラード、途中からなんかケガれたというよりも、どこか変態なアプローチも多かったので、これは本当スーッと浸透。ストリングスまで…壮大だし
6. Water Bed
これは、その後の岡村ちゃんにも近い、ファンクにうねってて、女性コーラスも艶めいてて好きだな。でも曲としては難解、それだけに当時は衝撃的だったはず
7. RAIN
歌いづらそう、でも誠実に賢明に歌う岡村ちゃんが興味深く。時代を感じるポップダンスな、でもホーンがサザン的だったり、輝きが抑え目だったり
8. 彼女は Science Teacher
曲の構成が"19歳の密かな欲望" に似てる、こういう骨のある感じが当時彼にあったパターンかな。詞も当時ならでは、時代を感じる
9. White courage
バラード、こういう落ち着いてて、聴かせる悲しげな曲ってのも、初期ならでは。良いなぁ、じっくり栄養としたい感じ、変態な岡村ちゃんは此処には無し
9曲・40分、今となってはアルバム曲はあんまり歌わないので、ほんと初期ならではのレアな曲の集まり。そして、アルバムの流れというよりも、才能を9曲集めました、という感じかな。とにかく、当時に切り込んでくれるアルバム、でも永遠のインパクトみたいなのはまだ薄いかもね。それだけに手探りでスタートしたプロジェクトとうかがえました、爆発してくのは次回作からかな。
<過去レビュー>
1989年 靖幸
1990年 家庭教師
1995年 禁じられた生きがい
1995年 Peach X'mas
2003年 The Album 岡村と卓球
2004年 Me-imi
2004年 Symposium ~フレッシュボーイ TOUR 2003~
2005年 ビジネス
2005年 Archives 1 (アルバム未収録曲集CD)
2007年 Me-imi (Platinum Edition)
2011年 エチケット(パープルジャケット)
2011年 エチケット(ピンクジャケット)
2013年 渡辺美里への岡村靖幸提供・参加、計23曲
2013年 ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987
2014年 ビバナミダ(スペース☆ダンディ盤)
2014年 愛はおしゃれじゃない w 小出祐介