61f+wa09rgL__SL160_アミーア、昨年日本で発売されたサマー・コレクション。聴く機会があったので、でも時期を逃すとこの手のアルバムはどんどんナツメロ化していくと思い、夏をしのびつつ、心地良く聴ける季節とて取り上げてみます。真夏にはどんな音楽もクールダウンは難しいと思うけど、今の日本。。でも、今くらいの季節が一番音楽も楽しく聴けるかなぁと。

1. See U Again
オリジナル、特にアメリカで昨年までに流行ったようなリズムをベースに心地良いサウンドにて。歯切れ良く、とにかく爽快に進行
2. Let It Go (Summer Version)
アナと雪の女王より、アカペラをベースに、まるでタケロクのような美しいハーモニーが際立ったカヴァー


3. Knocks Me Off My Feet
Stevie Wonder カヴァー、しっとりと温故知新を感じさせるクラシック。丁寧に歌われ、夏だけでなく秋冬にも気持ち良く聴けそう
4. Story Of My Life (Summer Version)
One Direction カヴァー、日本ではドコモのCMでも話題に。レゲエアレンジ、でも濃くなく。ゆったり、個性的な仕上りかな
5. The Tide Is High
ビールのCMでもお馴染み、日本目線で取り上げられたんだろうなぁ。こういうのを聴けると、お得度は増す気も。でも曲解説ないから良く自分は分かってませんが
6. Good Time (Summer Version ft. Michelle Martinez)
Carly Rae Jepsen & Owl City カヴァー、これもビールのCMだっけ?夏にぴったりの曲だなぁ、巧い!でも、決して濃くない、派手でもない、上質さを大事にカヴァーしているっぽいのが印象的
7. Can't Take My Eyes Off You (Summer Version)
名曲、君の瞳に恋してる…実にしっとりバラード、夏とは言え、もしかしたら、今くらいの季節のほうが合うんじゃないかな。もっと起爆を期待する人も多いと思うから、さざ波加減というか
8. I Don't Wanna Miss A Thing (Summer Version)
このカヴァーは意外、Aerosmith!夏ってよりも、流れの中で夏心地の錯覚になるというところかな。リードよりも、全体ハーモニーでこそ映えると認識
9. Billionaire / Successful
前者はTravie McCoy & Bruno Mars カヴァー、後者はDrake カヴァー。繋ぎは上手いんだけど、他の曲に聴こえるくらいにスムース。彼ららしさの追求、味を楽しむってところかな


10. Mine (Summer Lovers Remix)
Taylor Swift カヴァー、日本では既にこの曲はメジャーだったのだろうか、自分は分からんかったのですが、売れ線を狙っているのと、どんな曲でも本作においては夏っぽさに工面

10曲・37分弱、全体的に夏っていう印象とは異なる部分で展開されているような気もしました。ただ、絶妙に心地良さを追求しているところもあり、自分は好感が持てました。ただ、あっという間。この手の作品を出しまくってるけど、果たしてリリースペースは間違ってないのだろうか。まるで無料ネット配信を相次いでCDリリースしている感じで、反比例バブリーを感じてしまいましたが。

<過去レビュー>
2014年 The Cover Collection vol.5

Summer Collection
AHMIR
Manhattan Recordings / Lexington Co., Ltd.
2014-06-18