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517ejkJQOQL__SL160_フル・フォース、6年振りとなる7作目は、回帰作としてその名も「スティル・スタンディング」。こういうタイトルのソウル関連アルバムって結構興味が湧いたりするのですが、80年代後半にしっぽり活躍したグループという印象もあるかな。本作チャート圏外、ヒットシングルも無さげ。でも、本作は共演だったり、参加アーティストの面々が凄く、話題にならなかったのが不思議なほど。自分はこの超ボリュームの作品にかなり血眼になって最近ですが、手に取りました。構成も全部で3つに分けられてて、1つ目がフル・フォースpro. による共演曲をベースに。2つ目はジャムルイ関与、3つ目は往年のメンバーを招いた作品群。

Full Force's Newest Performances
1. Spittin' Fire (The Intro-lude) (ft. StarStar & Buc Wild)
かなりはっちゃけたイントロ1分、MCがてら
2. Float on With Us (The Girls That Live in the Club Extended Mix) (ft. Bam-Bue
初っ端から飛ばしたラップ、90年代前半の色がかなり濃く出てて、2000年という時代にマッチするかはわからないけど、コーラスだったり気持ち良いグルーヴはしっかり。拡張ヴァージョンで、さらにゴリゴリ6分
3. I Just Wanna Be With U (Remix ft. 'N Sync & Da Brat)
インシンク参加してればもっと注目されても良いと思うけど、埋もれたベテランリードのヒップホップ寄りR&B。確かに色味はゴチャゴチャしてるけど、なんだかなぁ


4. Float on With Us (The Classic Ballad Extended Mix) (ft. Gerald Levert, Ginuwine, Montell Jordan & Kevon Edmonds)
結構いろんなアーティストが歌ってきているようだけど、今回は相当なメンツを招いて。多分、The Floaters の名曲カヴァーなんじゃないかな。男性R&B好きは鼻血するくらいに悶絶なメロウ


5. No Other Love Will Do (ft. The Product G&B & Sole)
健やかな喉が気持ち良い、コーラスグループの曲を聴いてる錯覚、流れるようなメロディ、サウンドにまどろみ
6. Kiss It Where It Hurts Full Force
ラップとヴォーカルを混ぜながら、新生フル・フォースを根ざしたスロウ。クールさ、粘っこさ、涼しさ、色々とブレンドされた絶妙
7. Good, the Bad, the Thugly (Full Force Ain't Nothin' to F**k With) (ft. Raekwon, Scarface & Bam-Bue, Allure & D.J. Ace)
これも相当にメンツそろえてきたなぁ。スカーフェイスに、アルーア、それぞれに調味料となるべく部分で活躍。基本は渋くもヒップホップでぐいぐい
8. Born to Love Only You Full Force
フル・フォースの度量を知るバラード、まだまだ心地良く表現力豊かな声を聴ける。だいぶ、まろやかになった印象はあるけど

Full Force's Original Classic Performances
9. Reminisce (The Interlude) Jimmy Jam & Terry Lewis
語り、ファンキーかも、決意と敬意の1分
10. Alice I Want You Just for Me Full Force
ここから4曲が懐かしさと嬉しみ(新録なのか、再利用なのか?)、相当に古いトラックだけど、Prince ファンクのようにジリジリした感じは個性


11. Temporary Love Thing Full Force
流れが良いね、それも中盤だから許せるオールディーズショウというか、シャープさもあって決まってる
12. Ain't My Type of Hype Full Force
懐かしさある感じに仕上げられたコーラス、若干雲間もあるけど、気持ち良さが渦巻いているなぁ
13. Unselfish Lover Full Force
ストリート感満載、ダサさもあるんだけど、彼らを思い出すには面白いサウンド。2000年代にこれで攻めてくるか〜という感じ、ディスコを再現するより古さを感じるのはナゼダロカ

Full Force's Classic Productions (Top 10 On The Charts)
14. They Don't Know About Full Force! (Another Interlude) Funkmaster Flex
1分の攻勢をかけるべくMC
15. Roxanne Roxanne U.T.F.O
スティル・スタンディングってなってたから、もっと新曲構成と思ったら、だいぶ当時のヒップホップ進行中具合が満載
16. I Wonder if I Take You Home Lisa Lisa & Cult Jam with Full Force
女性ヴォーカルの声の張りは勇ましく、でもやっぱり当時の音のリサイクルだね、これ。メロディもちょっとなつかしみ状態
17. All I Have to Give Backstreet Boys
知らなかった、逆に。。。バックストリート・ボーイズをフル・フォースが手掛けてたことがあったなんて、ときめきの軽めのバラード
18. Static James Brown
これもJB!フル・フォースがより近く感じてきたぞ!この曲好きだったし、というか80年代JBは、時代を巻き込んでファンクを巧く継承していた感じが好き


19. Thanks for My Child (The New Birth) Cheryl Pepsii Riley
アルバムの後味が嬉しいバラード、包み込むようで耳にそっと纏わりつくようなシェリルのヴォーカルは一級品。後半は堂々たる力強さ!


19曲・73分超、フル・フォースの回帰8曲目までは楽しいんだけど、確かにそれで終わってしまってはアッケナイ。ともあれ、以降11曲が過去曲をアプローチしたものだったから、アルバムタイトルに反しているなぁと。こういうニュー&ベストって無くもないけど、タイトルに偽りあったかも。だけど、彼らを取り巻く環境の凄さは痛感。

<過去レビュー>
1989年 Smoove

Still Standing
Full Force
Tvt
2001-07-31